もっと早くに知っていれば…
ご無沙汰致しております。年末の投稿から半年ぶりになります。
両親の介護負担が増して、日々慌ただしく過ごしておりました。
自分の矯正治療で苦しんだ体験をマンガにして出版することを目標に、出版社のコミックエッセイ部門への投稿を続けて3年経ちましたが、一向に成果がでずに心が折れかかっていました。
そんなとき週刊新潮から、将棋の藤井聡太さんが今年から歯列矯正治療を始められたことを憂慮する記事が出ました。
ひふみん氏(加藤一二三九段)ご自身が入れ歯を入れたことで「人生最大の危機」というほどの絶不調に陥り、入れ歯を抜いたら元にもどった…という経験から、藤井さんの歯列矯正の影響を不安視されているという内容でした。
藤井さんの歯列矯正については私も以前から心配をしていましたので、文春リークスの情報提供サイトから投稿してみたところ、翌朝には記者さんから返事がきて取材を受け、コメントを掲載していただきました。
歯科医師免許を持っているとはいえ、20年近く診療から離れている自分が歯科医師と名乗るのはおこがましいかと思いましたが、
長年患者として苦しみ、後悔し、どうして治療が上手くいかなかったのか考え続けた経験を多くの人に伝えたくて、自分の発言に責任をもつためにも思い切って実名を出すことにしました。
これからは歯科医師として、自分の名前を出して発信していきます。
私は歯科医師としてあまりにも無知であったために、自分の治療に失敗しました。
自分のように後悔する人が出ないように、一般の方はもちろん、歯科医師の方達の目にもとまるように発信の仕方を工夫していこうと思います。
こちらのNOTEでは、軽い読み物などを時たま載せていくつもりですので
読んでいただければありがたいです。
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