恐ろしき「タイプロ」の罠。橋本氏、原氏を語る。
明日はいよいよ5次審査放映! 楽しみだ~!!!
橋本将生氏を語る。
顔よし、スタイルよし、アイドルグループ内のお兄さん分としてのポジションが見えるような存在。
ただ、なぜか長く私の琴線には触れない存在だった。人見知りとか、すぐには自分から積極的にいけないところとか、個人的に加点ポイントになる要素はたくさん持っている人なのに。それでもやっぱり「人生遊戯」の「イェー!」はかっこよかったし、そこから「この人もエエなあ」目線になったのは間違いない。確実に殻を破った瞬間を(画面越しに)見守れたのはうれしい。
そういえば、候補生の中には「元アイドル」の前田大翔氏以外にも芸能活動をしていたり、他オーディションを受けていた人も多いそうで、「前世」とかいうんですよね……。
むしろ、明らかに素人枠から勝ち上がっているだろう篠塚氏と、アメリカ育ちのノア氏以外は、もしかすると皆さん、そういった経験がある人なのかな??(知らんけど……)
個人的には「前世」が芸能活動をしていた人であっても、いろんなオーディションを受けている人であってもどっちも全然アリだと思う。もちろんタイムレスを長年応援している方々にとって、ある種の手段として使われたと感じる行為は不快だろうとは思う。特にジュニアというシステムがあるうえでの飛び級制度だから。納得いかない気持ちはあるよね……。
でも、仮に最初の動機がそうであっても、ここまで残っている過程で確実に向き合い方は変わっているだろうし、むしろ「なりたい」に向けて研鑽を続けている人たちだからこそここまで残ったんだろうなあと思うので。そもそもただ手段として使わせるほどタイムレスの3人は阿呆ではないと思うしね。「むしろ、そういうヤツらも俺らに惚れさせるぜ!」くらいの向き合い方をしてそう(想像です)。
ちなみに個人的にはそういった候補生の「前世」には興味がない。大好きな前田大輔氏であっても。あくまで現世の彼らを見ていきたい。といいつつ別格寺西拓人氏は過去映像を探しまくっているのだけど……。いや、ほら、ジュニア育ちということは、「前世」ではないからね???
橋本氏も「前世」の有無はよく知らぬけれど、殻を破った今の彼がとってもかっこよくて、もっと見ていたいと思うのは確かだ。
原嘉孝氏を語る
合宿2日目に登場した彼と「はじめまして」だった私は思った。「ほかのジュニアと作画が違う……!」 なんせ私の記憶のジュニアは「滝沢秀明くん(12歳)」の時代で止まっている。まあ、当時も実際にはそういう異種格闘技的ジュニアはいたのかもなんだけど……。
菊池君が言っていたように、周りを睥睨するかのような眼光の鋭さに、「うわー、えらいアクの強いのきたな~」とビビったのだけど、それだけじゃないのが彼の魅力。
特にパープルレインチームでの彼の牽引力は本当に素晴らしかった(もちろん、そんな彼に応えた他のメンバーがそもそもみんなスキルが高かったのだけど)。言葉の押出しは強いけれど、声の掛け方にはちゃんと相手を尊重しているのが感じられたし、そうした彼の良さを見た後は「俺、オレ」が見え隠れする言動も愛嬌に見えてくる。12人の座談会の寺氏とのトークの回しもさすがだったし、ほかの候補生の発言に誰よりも楽しそうにギャハハハハ!と笑っている表情が男子校学生のソレで、なんていうか「変な奴だけど憎めないアイツ」ポジション一位!と思ってしまうのだ(愛をこめて)。