タイプロエピソード13。男泣きの寺西氏の背中に叫ぶ。
今週も泣いた。現在3周目中……(本番シーンは5周)。
叫びます!(音量注意!)
松島君! いや、聡ちゃんと呼ばせてください! 聡ちゃん、好きや~。
エピソード13、優勝は間違いなく松島君だ。ほんとうに、いろんなしんどさを越えた人がもつ優しさと強さ、そして清冽さがあって。共感力が高い聡ちゃんは、みんなに寄り添いつつも待って、待って、見守る姿勢が素晴らしい。それでいて停滞するチームの責任は自分が背負うという覚悟は静かに持っている。みんなにアルバム作る聡ちゃん……チームの本番パフォーマンスを涙ながらに見つめる目も美しい。とにかく愛に溢れている。そして、「アヒージョでぇーす!」な聡ちゃん、「パエリア、パエリア!」な寺西氏の突っ込みまで込みでおいしかったです。ごちそうさまです。
山根氏! 初めて君を近くに感じたよ!!! そのポジティブパワーはみんなを幸せにしている!
今までも彼の抜きんでたダンスセンス、何事も前向きにとらえるエネルギーで周りまでも巻き込む力、全てスゴイ!と思っていた。でも、どこかその感想は客観的なもので。それなのに今回の山根氏は私にとって身近な存在に感じられたんですよ……。彼のすごいところは、相手を立てる、敬語をきちんと使うといった礼儀正しさと、でも年の離れた寺西氏にも対等に意見を言える率直さ(核心をつく言葉選びがうまい)の両方をもちあわせているところ。今回、できるだけの人じゃない、彼の魅力がとっても輝いていて、「好きっっ!」と思いましたです。
鈴木氏~。強くなった君はもう怖いものなし! 髪の色に関係なく、自然に目を向けさせるアイドル性がさすが!
全方向にアイドルなんだけど、どこか弱い。ずっとそんな印象だった鈴木氏だけど、今回、本当に変わったなあ。いつもどこか憂いのあった笑顔(それも悪くはないけれど)に明るい光がさしていて、本当にいい表情! そして彼もまた、優しい人だ。ノア氏の苦しみに誰よりも共感しながら、寄り添って。でも、繊細さだけでは生きづらい業界だから、さらに越えてほしい。応援したくなる人。
ノア氏~。17歳らしさが爆発!!! 表情がとにかくイイ! 伸びしろしかない。
自立心がなくては、そして常にアグレッシブでなくては生きていけない国で育った彼にとって、日本の芸能界に求められるものの咀嚼は本当に難しかったと思う。なんせ大人びてはいるけれど、寺西氏の言う通り彼はまだ17歳だから。日本人特有の言下にある感情を読み取るというのは至難の業だよね。だからこそ、言われた言葉を額面通りに受け止めて混乱してしまう。それでもアドバイスで開眼してからの彼は強かった。表情の透明感が一気にあがって、そうなればもともとスキルは高いから、これからの飛躍が楽しみ。
今回、勝利君の「0点目指そう」アドバイスがめっちゃ、めーーっちゃ刺さりました。彼の言葉には混じりけがない。喋りが巧みな人ではないと思うけれど、だからこそ紡がれた言葉がどしんと届く。
私、ある業界(注:華やかなものではない)でルーティン仕事をして10年以上になるんですよ。その業界のことをきちんと知っていないと火傷する世界で、最初何も知らずに飛び込んでしまったので、大火傷の連続で。それが10年経って、門前の小僧的ではあるけれどそれなりにわかってくるし、それなりの仕事運びもできるようになる。でも業務の全体進行も担っていることもあって、まさに無難に型どおりの64点を狙う思考になりがちで。
何も知らなかった10年前の自分がいいとは思わないけれど、凝り固まってしまっている自分もアカンと常々思いつつ、どうしても安全パイになってしまいがちなんですよ。だからこそ、0点マインドは仕事に向き合うときの気持ちのリセットができていいなあと素直に思いましたです。
寺西氏~。もう、どこから何を言っていいかわからんくらい、全てがイイ! 全てがツボ! 全てがたまらん!!!!!!!
もうね、言いたいことがありすぎて。「うんっ!」にぶっ飛ばされた次は、男泣きの背中に言語中枢を麻痺させられています。とりあえず、いったん落ち着こう、落ち着け~。
つづきます。