タイプロエピソード14。4人に。そして8人に。

涙なしでは見られなかった。私の中のオカン成分が溢れてあふれてあふれまくって、困っている。

オカンが思いのままに言う。4人に。

山根航海くん(あえて「くん」と呼ぶ)。予想はしないとはいえ、個人的に「仲間探しとして」「化け具合として」選ぶならと心の中で思っていた1,2位がその通りだった。それでも山根くんの涙は辛かった……。彼がいつでも前向きにみんなを奮い立たせていたことは間違いないし、ポテンシャルも高い。個人的には「わたるにハマる」をやり切ってしまえる君も好きだった。求められるものが違ったんだ、多分。それでも「悔いはない」と言い切れる君の前途に幸あれ。

前田大輔くん、5次は中間から彼が確実に花開いていることがわかる開眼ぶりで、本番はさらに素晴らしかった。おおお、もしかしていける? ギリでいける? と期待した。そもそもスキルはある人で、とても素直で、ひたむきに突き進んだからこその開眼。菊池君が泣いて詫びる姿にやらせ感やテレビ映りへの作為は感じられず、だからこそ胸を衝かれた。本当にみんな、君の頑張り全てを肯定したうえで、泣きながら敗退ラインに置いたんだよ……。いっしょに行けなくてごめんなさいと号泣する優しいあなたがもっと開花できる場所がきっとあるよ……。

西山智樹くんは、本当にいつだって歯をみがいていた(橋本氏へのアドバイスの時も)。常に自分を清々しく磨くことを怠らない。そして他者へ向ける目線も清々しい。ジャイアンといじられても笑っている。彼はおそらく自分に足りないものを常に探して、それをどう埋めていけばいいかを懸命に考えている。これからはそのフェーズより一段上がったところで自分を見て、自分のいいところをもっともっと伸ばすことに意識を傾けてほしいなと思った。もう土台はできている。君はそれができる人で、そうすれば最強への道は遠くないと思う。

鈴木凌くん。nosuke先生じゃないけど言いたい。「おせーよ!」。私のように目線が「圏外」にいた人間を振り向かせる魅力の爆発が……! 誰よりも愛らしいビジュアルとキャラクターの稀有さにみんなを気付かせるのが……!
自信を持つのは難しい。この年になっても未だに自分の足りなさ、ふがいなさに激しく落ち込んでしまう波がたびたび来てしまう私には、それも本当によくわかるのよ……。でも、自信が持てない己にばかり意識が向いていたら、ぐるぐる迷走してしまうだけだから。5次を経た君はそのループから脱した気がした。そしてそうなれば、迷走の時間もプラスに変わる。君の進む道は「おせーよ!」ではなくて、これから。

ごめんよう、偉そうに……。4人を応援していた人には今さら何をと叱られるだろうけれどね? 言わないと気持ちがおさまらないのよ……。

8人に。

昨日はいろいろと苦しさが勝ってしまって、当然いうべき言葉が出てこなかった。

合格おめでとうございます!!! 


本当に誰が合格してもおかしくなかった。芸の優劣だけで決まるものではなく、timeleszメンバーが「一緒にやっていきたい」と思うかどうかだから。それでもやはり残った8人は、納得でもあり。

寺西氏についても素直に嬉しい。「化けぶりの大きさで考えて1位はロイ氏、2位は高い位置で安定の寺西氏」と心の中で願いつつ、でも3人の思いが違っていたらそれまでだしなあと思っていたから。(3位以下は本当に心の中ででも予想がつかなかった。それくらいみんなが素晴らしいので)
寺西氏が語っていた自分の中の変化というのは、SNS発信や「てらにっし」にもあらわれているように感じている。いや、たった1ヶ月しか見てないオマエが言うなよといわれましょう。ごめんなさい、謝ります。でもね、その1ヶ月でも違う気がするんですよ……。ご本人がどこか「お邪魔しまーす」だったところからの意識変化が、何気ないことを書いていたり動画にしたり、てらじおだったりにある。前にグイッと出ようとするエネルギーのようなものが。

そのエネルギーが「おむすびころりん」(byインスタ)、「細めが好き」シリーズ(byてらにっし。終始ニヤニヤ)的な愛おしいあらわれ方であることも含めて。

最終シリーズの開始は2週間後、朝10時から(朝!)。
実際にはその放映時にはもうメンバーが決定しているのかな。まだまだ心の忙しい日が続く……。