「てらさん」と3人に。タイプロエピソード16。
お断り:今日、今日って連呼してますが、タイプロエピソード16が配信された15日に書きかけていたものです。日付がずれてますことお許しを。
「てらさん」呼び、始動!
タイプロエピソード16。涙腺もチョロいので、いつだってすぐにダムが決壊するのだけど、今日も今日とてずっと泣きっぱなしだった。
特に8人の「RUN 」は全員が感情を爆発させていて、圧倒的で。今ある感情を素直にさらけ出し、涙を流しながら仲間と思いを揃えて歌うなんて機会はそうそうない。プロの仕事として考えるなら正解といえないのかもしれないけれど、プロとのはざまともいえるこの時だからこその得難い瞬間だったんじゃないかなと思う。
もちろん、見ている私にとっても。今、野に放たれたばかりの彼らのエネルギーを画面越しにでも浴びることができた幸運よ……。
そう、画面越しなのに。基本生きた舞台が好きな人間が、わずか数ヶ月、画面越しに見ていたものにこれほど胸を打ちたれ、出ている誰もを応援したくなる気持ちにさせたのだから、番組としてもtimeleszというグループがめざすものとしてもタイプロは成功したコンテンツだったと思う。
まずは、timeleszの新メンバーとなった5人には、おめでとうとこれからよろしくを。はー、これからは心置きなくてらさんって呼ぶぞ~。いや、今までだって誰からも止められてないし、なんなら「氏」呼びに変に固執してた私が「へんこ」(関西弁)なんですけどね。わかってます。何だろうなあ、自分でもしょーもないところに拘泥してるのはわかるんですけどね……「推し」という言葉がなかなかなじまないのと根っこは同じ。頭が固いってことですね。
とりあえず、エピソード16の個人的ハイライトは、原君の名前が呼ばれた瞬間に顔を覆ったてらさんです! 寺西拓人さんの性分が垣間見えるようで、ファンとしては「ありがてぇ」映像でした。好きがさらに倍増した瞬間、名刺に「timelesz(寺西拓人)」と入れようと思った瞬間(近日中に発注します!)。
それでも今日は3人に。
それでもまず、メンバーにならなかった3人に思いを伝えたい。
主観しかない人間なので、タイプロで展開するオーディション結果の予想や考察もしようと思ったことはなかった。timeleszというグループへの知識が皆無という意味でも恐れ多いということもあるし、とにかくいつだって語れるのは自分の思いだけでなのでわざわざ表明することでもないし。
でも、心の中で「この子はこれだけ頑張っているんだから報われてほしい」とか、個人的判官びいきな心理が働いてしまうのもまた事実。まあネトフリが見せるドラマにまんまとハマってるチョロいオバハンですからね。最終メンバーは社員マネジメントという観点から考えて、4人、多くて5人だろう。でも、誰も泣いてほしくないなあ、結果を見るのが辛いなあと未だに5次審査回を1回しか見られていない(予告映像除く)脆弱な精神の人間は思うわけで。
もう結果は出ていて、公表されていないだけのこと。いまさら何をどういっても何も変わらないし、そもそも変える力が私にあろうはずもない。そういうどうしようもないところで心乱されている時にruruさんの記事を読んだ。
わたくし非常に世間が狭い人間で、noteに参加させていただいていても、タイプロについて語っておられるだろう記事(タイトルからの推察)もほぼ拝見しておらず、この過疎地にお越しいただき「スキ」をくださったり、フォロー下さる方のところだけをこそーっと拝見するという弱腰でして。
なんていうか、自分がグイグイいってまうタイプとわかっているので、でも昨今そういうグイグイしたオバハンは嫌われるということは薄々察してもいるので、単純にビビってるんです。気楽に拝読して、気楽に「スキ」をしたらえんですよね……うん。
でもね、私「スキ」を押した瞬間、次はもうコメントしたくて、お話したくてうずうずしてしまうんです。そういう今まで絡んでこなかった、プロフィールや書いていることで明らかオバハンとわかる人に馴れ馴れしくコメントされたら、皆さん怖くないですか? 大丈夫なもの?
(あ、私は大歓迎ですよ! 軽いコメントに暑苦しいコメント返信しますよ!←怖)
前置きが長くてすみません。ruruさんは珍しく「スキ」をいただいたとかでなく勝手に拝読して、勝手にスキを押し、長々コメントを押し付けた方です。(ビビらせていたらすみません!)
タイプロへのとらえ方が長くグループを見てきた方ならではの視点で、いろいろ腑に落ちたんですよね。そうだ、タイプロというコンテンツに踊らされていたけれど、単純に「もっと売れたい」グループが、「これからずっとやっていける」メンバーを探しているというそれだけのこと、と目が開けたというか……(まあ、どんだけドラマに踊らされてたんだって話ですね)。
そう思ったら割と気持ちがフラットになりまして。もちろん寺西氏が加入する世界線熱望は変わらないんだけど、そもそも論としての「仲間探し」視点、これから「長く」「売れる」ためのグループ作りだもんな、と。スキルの優劣とかじゃないのは最初から分かっているとはいえ、どこか視点がブレていた(ネトフリに踊らされている)ところが、もう、そのためにメンバーが出した結果は素直に受け入れられるなあと。そういう心持ちになることができましたです。ruruさん、ありがとうございます。
なので、今回選ばれなかった3人に対して苦しい思いはあるのだけど、何か人間的に、スキル的に足りなかったからではないと確実に思えるという意味で、「本当によくがんばったね!」と言える。
特に10代の二人は、もし足りなかったとすれば年齢かなと。10代を入れて歳の差グループという売り方も当然あって、そこを目指す「売れる」グループ作りも全然あり。だけど、timeleszはそれを選ばなかっただけなんだよね。君たちが輝く場所は他にあるよ、というお兄さんたちの思いもあったかもしれない。
というわけで、(ようやくほんとうに)3人に。
ロイ君。羽根を広げた彼はただ立っているだけでももう目を奪われずにはいられない存在。某歌劇団の「トップ当確」のオーラがある若手の生徒さんはその時点では技量は圧倒的に足りていなかったりして、我々はそこも「究極の出オチ」として愛でたりするんですけど(あくまで、愛ですよ。そこからの成長を見守るのも楽しいので)、恐ろしいことにロイ君はスキルもそろっている。そして人間的にも魅力がある。まさに死角なし。だからこそ、もっと羽ばたいておくれよ、という兄さんたちの思いもあるなあと思った。勝利君が彼にかけたはなむけの言葉はそれを最大に表している。彼をどこかで見かける日はきっと近い。
大夢くん。最終審査の「RUN」で一番私の心に響いたのは彼の歌唱。今まではスキルの高さが前面に出ていたけれど、例の円陣歌唱レッスンから確実に化けたよね……。本番にそれを発揮できるのも強い。スキルが揃っているというのがなんだか残念なことのように、凸凹があるほうがキャラが立っていいかのように思われる向きもあるかもなんだけど、いや、技量があるって大事で、最強だから!
私の某歌劇団ご贔屓さんが、歌もダンスももう本当に突き抜けた技量の人で、それがゆえにずっとそつない優等生扱いされていて、ご当人はそこにもがいていた方なんですよ。でもある時のインタビューで、舞台を見た人に「笑えるほどうまいよね」と言われたことで吹っ切れたといったことを話しているんです。大夢くんがその技量をさらに磨いて、それを遺憾なく発揮する場が見つかりますように。まあこれだけの美人はほっておかれないでしょうけれども。
ノア君。未知数度、計り知れない。おためごかしに言っているのではない。彼のマインドのポジティブさ加減は最強。あの若さで物事をしっかり見据える俯瞰力と、年齢相応のひたむきさと可愛げの両方があるのが強い。そもそもダンスの技量もある人で、日本的マインドの吸収力もあって、アメリカでも日本でもどっちでもやっていけるぞ! それに、彼のビジュアルはこれからもっと化けると思う。そこも楽しみだ。
てらさんについては、次に叫びます!