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宮城の最南端丸森町ひっぽ#2 移住者紹介1人目

宮城県丸森町筆甫地区へ移り住んだ移住者を対象にアンケートを実施し、回答を元にブログ掲載をしていきます。

先ずはブログ発信者、岡崎の自己紹介からしていきます。

興味ある方は読んで下さい。

興味ない方は読まないで下さい。(でも読んでくれると嬉しいです (´;ω;`))


・岡崎 貴彦(30歳代)

・移住した年月日:2021年 4月頃

・家族構成:猫二匹と同居(地区内の猫保護活動されている方に一匹とウチに迷い込んだ猫一匹)

現在のお話

〇 現在の仕事や活動
・筆甫地区の地域おこし協力隊
筆甫に移住希望者を呼び込み移住定住を推進する活動をしている
・土日などは地区内のリフォームをしている(副業)

〇趣味やライフスタイル
・キックボクシング(一時期プロでやっていたが全然勝てず(泣))
・たまーにバイク乗る(スズキ、ジグサー150SF)。忙しくて全然乗れてない、乗らな過ぎてバッテリー上がってる(泣)。来春はキャンプツーリングしよう!

〇現在の環境のお気に入りポイント
・協力隊、移住者の若い世代が連携して地区を盛り上げようとしている。地区の住民も若い世代を応援しようと色々と支えようと応援してくれている。月に一回程度、ひっぽ楽市楽座という催しものを開催。移住者と地域おこし協力隊が住民への感謝の気持ちを伝えるためものであったり、住民同士の交流の場にもなっています。
・結の文化(凄く簡単に言うと助け合いの文化?)が残っており、地区全体が愛情で循環している。

ひっぽ楽市楽座 毎回趣向を凝らしたイベントを開催している。
移住者と地区住民が一緒になって楽しんでいます。


移住前のお話

〇移住前の仕事やライフスタイル
・製造業、工場勤務などを経て26歳から大工になる(家族関係の不和、大工の修行期間中に心身が壊れはじめ、癒しを求めるようになる 笑)

〇当時考えていたことや悩んでいたこと
・この先ずっと社会の歯車となり働き続け、忙しい毎日を過ごさなくてはいけないのでは?と考えていた。思い起こせば抑うつ状態だったのでは(;´・ω・)

〇移住を考え始めたきっかけ
・現在副業でやっている大工仕事は筆甫地区で需要は多くあり、今後も絶えず仕事があると思った。協力隊任期終了後も安定して収入が得られると思った。
・住民の方がみんな優しく接してくれる。

他の協力隊が発起となって森の中にコンポストトイレを作る提案。
前職の大工経験を活かして設置しました。


移住検討時~移住決定までのお話

〇移住する地域の探し方、決め方
・以前から筆甫は知っていた。コンビニも信号機も何もないなーって印象。
・自分のこれまで培ったスキルを存分に活かせる場所だと思い移住を決意。自己受容があまり出来ず、人から求められる場所を探していたのかも?

〇仕事や住まいの探し方、決め方
・知人が地域おこし協力隊をやっていて、たまたま筆甫地区の地域おこし協力隊の応募を見つけたから。
・現在の住居は復興支援員で移住推進部会事務局員の方に空き家を案内してもらった。
・自宅でキックボクシング教室などをやりたくて筆甫でも大通り沿いの家を希望していた。(毎週水曜日、自宅を開放してキックボクシング教室を開催)


検討時に悩んだことと解決策、移住して困ったこと

・移住して仕事を続けられるだろうか?協力隊任期終了後ずっと定住出来るだろうか?
・冬はとにかく寒い(氷点下10度くらいまで下がる)、日本海側ほどではないが雪が多い。(昨年は雪が多く冬場は絶えず雪が積もっていた)

 〇移住の決め手
・住民の皆さんが心良く迎えてくれたこと。若い人が来てくれて嬉しい、大工をやられている方が皆高齢なため、大工経験者が筆甫地区に来てくれて助かるなどと言ってくれたこと。地域おこし協力隊含め同世代の移住者同士の交流が多く楽しい。


 移住後の変化と移住検討者へのメッセージ

〇移住後のご自身の変化
・移住前は精神的にも肉体的にもきつい状態だったが地区住民の優しさに触れ、移住してから少しづつ体調も良くなってきた。

〇移住して良かったと感じること
・住民の皆さんが優しい(おすそ分けを沢山くれる 笑)。自然豊かで気持ちが癒される。

〇移住検討者の相談に乗れること
・前職が大工だったので、空き家のリフォームなどは相談に乗れる。(丸森町の補助金制度などもご相談に乗ります)
 
〇筆甫地区に求められる職業、生業
・筆甫地区に多くある耕作放棄地を利活用した農業従事者、新規就農者。(筆甫地区には多くの使ってない田んぼや畑があります。高齢で農業を引退される方も多くいます)
・床屋美容師、魚屋、飲食店などの個人商店(自分が今住んでいる所は昔「筆甫の銀座」なんて呼ばれていて、これらの個人商店が立ち並んでいたらしい。
一人ひとりが地域づくりのプレーヤーになれます。
人口が500人に満たない地区だと一人の力が大きいです。
自分の持ってるスキル、得意なことを活かし地域に協力し共同し合うのが筆甫地区の素敵な所です。昔から「結」の文化が根付いています。簡単に言うと小さな集落で助け合い生きていくことです。おすそ分け文化も結の類です。

住めば都なんて言われますが、実家や仙台に住んでいた頃より住みやすいです。スーパーもコンビニも無くて圧倒的に不便ですが 笑
何より地区に住む人たちが優しくて個性的で楽しい人ばかり。
これからもずっと、この人達と歳を重ねたいなーって思える場所です(*^^*)

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