こちょこちょ

ちょこちょこ
こちょこちょしてくる君に、
「いい加減にしとけよ!」
とマジな目で真面目に注意した僕は、
「次はないからな」
とマジな顔で言って、
「そこのところよろしくお願いします」
と丁寧な態度で念押しした。

のだけれど、
その直後、
君は僕の注意を受け入れることなく、
またもやこちょこちょ攻撃をしてきたので、
僕はその非情な攻撃により、
無念にも笑い死んだ。

いや本当に無念だ。
これは最悪で残念な結果になった。
まさか僕の最期がこんな最期とはな。
笑い死にってなんだよ。
こんなもの完全殺人だ。
どうにかして君を呪いたい。
どっかに呪いに詳しい幽霊いないかなぁ。
呪いをしっかりと学びたい。

はぁ……畜生……
本当になんてことだ。
君にしてやられたよ。
やられました。
敗北です。
まぁでも、こんなものなのかな。

僕の最期なんてこんなもんか。
そうだよな。
残念だけど、こんなもんか。
お疲れっした、僕。



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