100
午後の100時から
100時間並んで
やっと手に入れた100年物の
一切詳細の分からない液体。
これは一体
どういうものなのか分からないけど、
なぜだか僕は
これが欲しくてしょうがなかったんだ。
巷では、
「飲んだら100才まで生きられる」
とか、
「飲んだら100%死ぬ」
とか、
「全身に掛けたら
百人力のパワーが得られる」
とか噂が色々あるけど、
今のところ僕は、
これをどうこうする気はない。
若干、
お尻に掛けたいな
って気持ちがあるにはあるけど、
それは別に今じゃなくていいかな。
まぁ、いつかは掛けたいと思うけどね。
掛けるにしても、
一気に掛けていくんじゃくて、
ちょろちょろと掛けたいと思うけどね。
時期的にはそうだな……
いつかの残暑に掛けたいと思うけどね。