マント

誰かと思いきや、
その正体は知らない人間だったので、
「誰!?」
となった今日の日。

私とその誰かは見つめ合ったまま、
静寂の時に包まれる。

と言った中、
その誰かは先に動き出してきて、
何かの肉片を私に投げつけてきた。

しかもこの肉片、
ちょっとだけ濡れている。
べちゃついていて気持ち悪い。
とても不快な行為だ。
一日のテンションが下がる。

こういう時、
マントがあれば肉片を防げたのにな。
マントが欲しい。
今とてもマントの重要性を感じる。

と、
そんな中、
肉片攻撃が止まった。
肉片が尽きたみたいだ。

その為、
その誰かは逃げ出していく。
一体、誰だったんだ。
不快な奴め。

しかし、
今後が不安だ。
今後に備えてマントを買いに行こう。


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