太陽光発電投資~どこで買うか~
どこから買うか
以前に書いた太陽光発電投資。
https://note.com/light_lily310/n/n6fc6f4d933b4
実際のところ太陽光発電投資はどこから買うのか、パターンとして大きくは新規設備を買うか中古設備を買うかというのもありますので、いくつか見比べてみるといいと思います。以下にいくつか名前を挙げていますが、大抵のところは自社サービスの紹介も含めたセミナーを開催しているのでそれを受講して興味を持ったところに話を伺ってみるのがいいと思います。
私はソルセルという仲介サイトを利用しました。ソルセルとはエレビスタ株式会社が運営している太陽光発電設備の仲介ポータルサイトです。ソルセルの評価は個人的には実はあまり良くなかったです。掲載物件数などは素晴らしいと感じましたがソフト面で不安が非常に多く、安かろう悪かろうに感じたというところが大きいです。以下の記述についても私の主観が強く出てしまっていますが、事実のまま記載しています(心情の部分は私の主観です。受け止め方は人それぞれと思いますので判断のご参考になれば幸いです)。
新規設備
私の場合インターネットの情報サイトを活用しました。
タイナビ発電所などポータルサイトに設備情報が載っているのでそこから資料請求をしていく方法が一般的でしょうか。ご自身が興味をひかれた案件に問合せして、業者とやり取りする方法です。ポータルサイトで賃貸物件を探すのと似ていますね。
中古設備
中古もほとんど同様で、前述のタイナビ発電所にも中古設備はたくさん掲載されています。そのほかにも大手企業では丸紅が運営しているものもあります。私は前述のとおりソルセルを利用しました。ソルセルは物件の掲載数も多く、担当者が物件の選定から引渡しまで支援してくれるほか、設備に係る登記費用や初年度の確定申告のための税理士費用も無料ということを謳っており、コストパフォーマンスが良さそうでした。
決め手
新規か中古かということについては正直どっちでもいいなと思っていたのですが、ソルセルは担当者がついて候補物件の紹介と収支シミュレーションの提示や私からの質問に答えてくれるというのがあったので自然にここと話を進めるようになっていました。感覚的には賃貸住宅を探すときの仲介ショップの営業さんのような感じです。
あとは登記費用とか初年度の税務申告費用とかが追加的に発生しないというところも気に入りました。設備価格に上乗せされているということなのでしょうが、シミュレーションしてみても利回りの面では他社と比べて見劣りしなかったです。
設備の選定
意識したこと(リスク徹底回避)
太陽光発電投資を始めるにあたって考えたのは、とにかくリスクをできるだけ低減しようということでした。ここでリスクと考えたのは次のようなところです。
機械的な故障
これは設備に付帯しているメーカー保証と、保険会社からの保険で賄う算段です。設備自体の物理的な耐用年数は20年くらいということなので、ある程度資金を回収したところで故障した際には設備交換をするなりが必要と思われるので手元にキャッシュを準備しておこうと考えています。台風など自然災害による損壊、盗難被害
まずは設備の所在地を厳選してもらいました。太陽光発電設備は土地値の安いところ、例えば山の中だったり川沿いだったりというところに多く、ハザードマップにかかっているケースがそれなりにあります。
それは嫌だったので、ハザードマップに一切かからないことというのを条件にしました。そのうえで発生した災害被害などは保険で賄うしかないなと。全量売電できないリスクとして、電力会社の出力抑制
太陽光発電でせっかく発電しても、電力会社が自ら十分な電力を発電できていて他から買い取る必要がなければ買取量を制限できるというのが出力抑制の概要です。投資家側からすれば電力を売れないということ。
これは地域の電力会社によって出力抑制の実績が公表されているのでそれを見て出力抑制が少ないエリアにするか、出力抑制があっても回収できるくらいの利回りが確保できることという水準で考えました。
一般的に関西電力や東京電力など、電気の需要が多いエリアでは出力抑制が少ないもしくは実績が無い傾向にあります。
もしそれでもこれが懸念であれば、出力抑制があった場合の逸失利益を補填するような保険もあります。
これに決めた
以上のような点を仲介業者の担当者さんに伝え、候補物件についてのキャッチボールを一か月くらい続けました。その中で出てきたのが茨城県にある設備でした。
茨城県の平野部にある畑の中にポツンと太陽光設備。
用水路があるので多少の洪水リスクはありますが、それ以外はハザードリスクもなく、いい立地と評価。表面利回りも8%半ば出ておりこれなら税引き後のキャッシュフローも確保できるぞ。ということでこの物件に決め、申し込みをしました。
太陽光発電設備は信販会社から融資を受けて購入することが一般化しており私も信販会社に融資の申し込みをしました。銀行と比較すると金利が高いのですが銀行に融資申し込みをしていると審査中に他の方に取られてしまうリスクがあるのでやむなしかな。ソルセルの担当者曰く、購入後に公庫や地銀を通じて借り換えすればよいですよ、そういう事例もよくありますとアドバイスいただきました。そういえば最初に受けたセミナーでもそんなこと言っていたなぁ。。
信販会社の審査完了から引き渡しまで2~3か月かかるとのこと。結構かかるなぁ。まぁでも今からなら年内に引き渡しを受けられるから良しとしよう。