イオン化エネルギー電気親和力
原子が電子とりこむと、陰イオンになり、失うと陽イオンになる。
化学の世界では、電子はマイナスと考えられているようだ。
だから、電子を取り込んで、負の電荷になると考え、失い、正の電荷になるとされている。
誰かが、決めたから、電子は負になったのだ。
世の中には、陽電子という、正の電子もあるのだ。
まあ、どうでもいい話だ。
全体として陽子1つと同じ電気量を持つイオンを1価の陽イオンという。
例えば、Na⁺などだ。
全体として電子1個分と同じ電気量を持つイオンを1価の陰イオンという。
例えば、F⁻とかだ。
2価や3価、n価といった塩梅に、数を調整でき、価数という呼び方をされている。
イオン化エネルギーというのは、陽イオンになるのに必要なエネルギーで、まあ、電子が1つなくなるのに必要なエネルギーなので、希ガスが最大になる。
希ガスは安定していて滅多に、電子がなくなることはないし、増えることもないのだ。
周期表の左下から右上に向かって、イオン化エネルギーは増大するという傾向があるようだ。
気体状態の原子に電子を1つ加えて1価の陰イオンにした時、放出されるエネルギーを、電気親和力といいましょうと、何処かで誰かたちが、決めたらしい。
一部の人々は、電気親和力がどうのこうのと言って、愛するようになった。
ハロゲンの元素の元気親和力が最大になるのは、電子を取り込めば、希ガスと同じ安定した電子配置になるからで、元素というのは、安定したがる自然現象なのだと思った。