違和感
いやー違和感って大事ですよね。
"えっこれって家でお客様はどうやってやるの?"
自分がアシスタント1年目の時に
先輩スタイリストがオールパーパスで細いロッドで巻いた年配のショートのお客様のパーマ仕上げに
細いロールブラシで一生懸命無言でブローして
カールを馴染ませてボリュームを出して帰してたんですよね。
えっ?って思いませんでしたか?
自分は1年目でロールブラシのブローの技術がどれだけ難しいのかを日々の練習で感じていたので、
お客様は家でこのセットをどうやってやるんだろう?
って思って後で先輩に聞いてみたんですよ。
「家でもしっかりとブローする人いるよ。」
こんな感じの返答だったんですよね。
いやー違和感しか感じなかったですね。
1年目で教えてもらっている立場だったのでそれ以上深掘りはしなかったですが、、。
このやり方をした結果は
街でバスや電車に乗ってるとたまに見かける
前だけサーとブラシで流して後ろはパーマのクリクリと寝癖でグチャグチャになっている年配の方の髪型なんですよ。
美容師のお仕事ってお客様のご自宅での技術力で美しく可愛くカッコよくなるヘアスタイルを作って
ご自宅でのスタイリング方法をしっかりとお伝えする事だと思うんですよね。
大事なのはハンドブローとクシを使ってサーと毛流れを整えるコームブローだと自分は考えています。
根起こしのハンドブローやクシで毛流れを整えるだけならお仕上げの時に教えてあげれば誰でもすぐにできますもんね。
後、アレも違和感を感じるなぁー
長くなりそうなのでまた別の機会に投稿してみます。