① 城(しろ) の語源は、代(しろ) ですか? 攻められた時などに、家に代わって住む所 という感じですか? 緊急時の避難所 を表していた? ・ ② 古代の役所は、稲置 や 稲城 と呼ばれていたそうですが、 役所 兼 食糧貯蔵所 兼 城 だったようです。 だとしたら、城は 元々は 食糧貯蔵所だった? 昔の窃盗や強盗は 食糧狙いだろうし。 乱世の時は、食糧貯蔵所に立て籠もったり、食糧貯蔵所を根城にして あちこちに出撃したりしていた?

回答
①「城(しろ)」という語は、元々は防衛や警備のために建てられた塁や柵を意味する「しろ」という言葉に由来しています。その後、防衛の要所に建てられるようになった建物が城と呼ばれるようになりました。代わりの住居としての機能もあったかもしれませんが、城は主に防衛のために建てられたものであり、緊急時の避難所としての役割はあくまで副次的なものだったと考えられます。

②「稲置(いなぎ)」や「稲城(いなぎ)」という言葉は、古代日本の役所や食糧貯蔵所を指していたとされています。しかし、城が元々食糧貯蔵所だったという説はありません。城は、防衛のために建てられたものであり、食糧貯蔵所としての機能を兼ね備えることがあったと考えられます。ただし、乱世の時期には、城を拠点として食糧を確保し、あるいは周辺地域から略奪して食糧を調達することが行われたという歴史的事実があります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?