今日と3日後を「これからを考える日」に。
subtitle
Enola GayとLittle BoyとBocks CarとFat Man
昨日の「せんたくの会」終了時の質問コーナーで
原子爆弾投下の質問が出ました。
「会員」
明日、原爆投下された日でしょ。
「私」
原爆について何を知りたいのでしょうか?
「会員」
どうして原爆を落とされたのか?
「私」
どう学んできましたか?
「会員」
日本が悪いから・・・
「私」
うーん・・・これから始まるテレビ報道を皆さんが観て、次回議論を深めましょう。(終)
と言いつつ、今、書いています。
77年前の今日、昭和20年8月6日午前8時15分、広島に落とされた原爆。
3日後の昭和20年8月9日午前11時02分、長崎に落とされた原爆。
エノラ・ゲイというボーイングB29という爆撃機が飛んできて、投下されたリトル・ボーイ。
ボックス・カーというのが飛んできて投下されたファット・マン。
どれ程の私たちの先輩方がこの投下によってお亡くなりになったのか。
辛すぎます。
では、私たち世代は大東亜戦争(太平洋戦争、第二次世界大戦)についてどのくらい学んで来たのでしょうか。
「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」
*主語はどこにありますか?
安らかにお眠り頂きたい。
それは、私たちの先輩方にどうしても伝えたくなる言葉です。
では、過ちは繰り返しませぬからは何についてなのでしょう。
この地に建てられていることから投下したことについてと考えるのが素直な感覚ではないですか。
爆撃機や原爆名称からも分かるように、投下したのはアメリカです。
投下を防ぐことが出来なかったのは日本です。(硫黄島陥落)
先述の「日本が悪いから・・・」は戦後教育の刷り込みだと私は考えています。
もし、「過ちは繰り返しませぬから」を亡くなった先輩方に伝えるとしたら、先輩方はどう思うのだろう。
いま、「核保有における議論というものをすべきではないか」と言われるように「議論をするという事に議論をしましょうよ」と少しずつですがタブーとされたことに意見が出されるようなりました。
その要因。
それは、ウクライナへの進攻、ペロシ米下院議長の訪台により中国軍の軍事演習抗議から中国軍のミサイルが日本のEEZに打ち込まれる・・・等々があり、日本も危ない?と思いだしたから、国防の重要性を考えなければと感じだしたからではないでしょうか。
本来、学ぶべき、口伝されるべき、その大切な声は、声が出せなかったあの頃に遮断されました。
それによって、孫、ひ孫にあたる私たちには「大切な事柄が抜けている。」
戦争は絶対ダメ。
わかっているよ、そんなこと。
でも避けられなかった・・・。
どうして?
どうして戦争へと向かったのか。
私たちの先輩方はどれ程の血と涙と苦難を乗り越える努力をされたのか。
どうして大東亜戦争が太平洋戦争と呼ばれるようになったのか。
どうして、私たちの国やその時代を生きたじいちゃんやばあちゃんが悪くなっているのでしょうか。
これを有耶無耶にしてこれからの日本の国防のあり方についての議論は考えられない。
私はそう思う。
だから、次回、色々話をしましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?