去り際のロマンティクスの歌詞考察(※自己満)
劇場版ガンダムSEED FREEDOM本当に良くて、
今日までに3回みて、やっと自分の中でキャラたちの解像度も上がってきて…
ラストに流れる去り際のロマンティクスの歌詞、最初は??だったけど、少しづつ汲み取れるようなところも出てきて、、尊。
勝手な解釈と自分用のメモです。
私の中では完全にラクス目線での曲なのかなと思って考察書いています。
ユーラシアやプラントとの板挟みにあうラクスの立場と心情を表しているのかな。
ファウンデーションからの申し出を「どう思いますか?」と、ついキラの意見を伺ってしまっている描写からも、きっと辛い時にキラに頼りたかったんだろうな
「通るべき約束」という表現がずっと気になっていた
「守るべき約束」でもなく「通すべき約束」でもない、どちらかというと受動的な表現に感じる。
あの椅子っていうのは、コンパス初代総裁の座を示していると思うんだけど
「世界を導く者」の意もあるとしたら、アコードであるラクスは、自分が意図せず今の立場にいるのは、仕組まれた運命だったのかもと受け入れているのかな…
釈迦が悟りをひらくために瞑想をしていたのが、菩提樹の下です。
西洋では菩提樹の花言葉は「夫婦愛」や「結婚」、学名の語源は「Tilia」はラテン語の「翼」が語源らしい。
石川千晶さん博識すぎる。。。
「平和をもとめ苦悩するキラを突き動かすのが自分だとしても」ってことなのかな…
「だとしても」っていうのがまたラクスらしい表現に感じる。
歌うって表現だから一見ラクスに向けての言葉って思うんだけど
キラに向けての言葉かなって思う。
劇中でも「はやく彼を自由にしてあげなければ」ってつぶやいてたし…
これって2通りの読み方ができて
・知りすぎた花は、美しいこの言葉だけ選んだ
なのか
・知りすぎた花は美しい、この言葉だけを選んだ
なのか
後者だとすごく突き放している感じがするし、この曲はラクス視点での曲だと思ってるので、前者の意だと思ってます。
「美しい言葉」=「誰かのために歌わなくていい」
「だけを選んだ」っていうのはきっとラクスが言葉足らずであるニュアンス
お互いの立場や気持ちを推し測るがゆえに、話したいことが沢山あるのに話せず、自分の気持ちを押し込めていったのかな
2人とも優しすぎるんだよ、、
「それでも僕は、力だけが全てじゃない!」
「それでも、守りたい世界があるんだぁぁ!」
SEEDってなにかと「それでも」が付くセリフ出てくる
けど、ここの「それでも」は、すごくポジティブな印象
ラクスの決心を感じる。
沢山のことを話したい。過去(憎しみ)に捉われず平和な世界を願うがゆえに、そこで生まれる様々な葛藤や苦難も2人で一緒に受け入れていきたい
という願望を(告白する)、決心を感じる。
ささいなことを心のはしっこに書き留めていては、すすまないと思っているから伝える
という想いを感じる。
必要だから愛するのではありません!愛しているから必要なのです!
ってことですよね
きっと飛ぶ鳥ってキラのことだよね。。。
(冒頭歌詞へ)
終盤のラクスの語り
「だからあなたも私に話してください、あなたの心の中にある沢山の小さなことを」
これまでお互いが溜めてた小さな気持を共有して、これからの物語がはじまるってことなのかなって
総じて、ラクスが幾久しくキラを愛するための決心の告白が描かれているような印象の曲でした。尊。
(赤い残像は、、、ズg、、)