我慢しない🌱

🔵歳を重ねるにつれ、人は寛容になっていく。
小さい頃、どうしようもなく悔しくて居ても立っても居られなくなったり、我慢できなかったり、つい怒ってしまった経験を経て、人は満足できない状況に身を置くことがあっても、我慢すれば過ぎる、まあ良いかと、妥協することができるようになる。

🟢傷つくような言葉を言われても、理不尽だと感じることがあっても、努力が報われないと感じることがあっても、今後のことを考え、きっと今何も言わない方が過ごしやすいだろうと、グッと負の感情を呑み込んで生活している。そうやって、私達は当たり前のように我慢の連続を味わっている。

🔵だがそれは、決して当たり前のことではない。つらいことがあっても、それでも嫌な顔せず、周りに気を遣い、毎日を立派に過ごす私達は偉大である。賞賛されるべきことである。本来、我慢する必要は無いのだ。

🟢これぐらいは我慢できると、自分がグッと呑み込んだ我慢のカケラを軽く見る必要は無い。それは充分大きな我慢である。積もった我慢をそのままにせず、誰かに話すなり、何かに書き出すなり、吐き出すべきである。我慢には必ず限界がある。そのまま耐えてはいけない。私達はもっと自分に優しくあって良いのではないだろうか。