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留学中のコロナ禍

Hello! 
毎日暑くてアイスがずっと食べたい私ですw
いや、季節関係なく毎日アイス食べたい派でした…

今回は留学初期ではなく、留学真っ只中で起こった事について振り返っていきます。
コロナで留学が延期になった…という話もよく聞きましたが
私はアメリカに滞在中のコロナ禍。
この時期は精神的にかなり苦しめられた時期でもありました。

突然のロックダウン

コロナウイルスが流行したのは2020年頭の冬。もう3年以上も前だなんて衝撃的ですね。
アメリカ生活にもかなり慣れ、気持ちに余裕が出てきて、
日本からの友達もLAに遊びにきてくれたりしてくれた時期でした。
日本のニュースや日本にいる知り合いから、コロナウイルスの情報はちょくちょく聞いていましたが、
その頃はアメリカは特に誰も気にしていない様子。日本ではマスクをする人が増え始めたようでしたがそんな様子はゼロ。
「新しいウイルス怖いな〜みんな大丈夫かな」くらいでした。
学校でもそんな話は一切なかったですw

あっという間に感染は広がり、学校は1週間の春休みに入り、休みが終わったと思ったら
ロサンゼルスは本当にいきなり、突然のロックダウンになりました。
不要不急の外出は禁止。罰金も課せれることもある。という緊急アラームまで何度かケータイに届きます。
もちろん授業も全てオンラインへ移行。
家に篭らなくてはいけない隔離生活がスタート。
2~3ヶ月はガチガチのロックダウンで、どこにもいけない、誰にも会えない、そんな生活が続いたような。
ロックダウンが明けたのちも、LAではこぞってみんなが唯一外出できたビーチや山に行くのでしまいには公園やビーチまでも閉鎖されてしまいました。
NYに続き、瞬く間に感染者が増えたLAでは規制もかなり厳しくなりました。

日本へ帰国するべきか?…一人残された私。

留学生にとっては先の読めない不安な状況でしかありませんでした。
もちろん家族がいないので、いつ会えるかわからない。
誰にも会えない、どこにも行けないというのは、精神的にも辛いものです。
特に時差があると「独り」という孤独感がかなり強くなっていきました。

そんな中、周りの日本人の留学生友達は日本へ続々と本帰国していきます。
ロックダウンが始まった3月後半。
そして2020年5月あたりから夏にかけてがピークで、どんどん日本へ帰国してしまいました。
理由はいくつかあったと思います。
①いつ日本への飛行機が止まるかわからない
②卒業or短期留学の終わりが近かった
③授業は全てオンライン、かつすることが何もないのでアメリカにいるメリットがない

ざっとこんな感じでしょうか。
要するに、
▷留学生活も終わりに近いし日本への飛行機の便があるうちに帰国して、家時間を家族と過ごそう!ってことです。

日本人の知り合いが多かったわけではないのですが、本当に全員私の周りは日本へ帰国してしまい、私も帰るべきか?と日々悩みました。

一か八かアメリカに残ることを決意

結論、私はアメリカに残ることにしました。
私は卒業まで残り1セメスターしかなく、卒業後OPTをしたいと思っていたための決断です。
もちろん家族との時間も過ごしたかったのですが、卒業間際の中途半端な時に日本へ帰国してしまうと、今度はいつアメリカへ戻って来られるかが不明だったためです。
OPTの手続き等もアメリカ国内にいる状態でないとできなかったのも大きな理由です。
卒業までの1セメスター半+サマークラスは全てオンラインでした。
卒業式ももちろん延期という形の中止。
アメリカの卒業式に出ることも一つの留学の目標だったので本当に残念でした。

アメリカを追放されそうになる

アメリカに残る決断をしたもののアメリカでは、コロナによるビザの条件変更等がありました。
Hビザの発給が止まったり、ビザの面接が中止になったりなどなど…
留学生のビザも変更があり、その中の大きな一つは
トランプ大統領による、学校に学びにきている留学生がずっとオンラインで授業を受けて意味がないのでは?自国へ帰国せよ、というような変更が起こりうる事態に。
約1週間後?にはその命令は取り消されましたがその時は、もう留学生活は本当に終わったかもしれない、と覚悟しましたね。

不安で仕方ない日々

アメリカに残る道を選んだものの、先の見えない不安ばかりで正直かなり病んでました。苦笑
ビザ関連もコロナの影響で変更ばかりあるし、残ったからといってOPTが受けられる保証もない。
かつコロナ禍の経済の変化によってOPT時の職探しがうまくいくとも限らない。
仕事も見つからなかったら潔く日本へ帰ろう、その時は仕方ない、くらいの一か八かの気持ちでした。
考えても仕方のない不安ばかり考える日々でしたし、
家族や友達とも会えない、リフレッシュできる時間がなく気持ちはだいぶ落ちました。
気がついたら涙が出る、なんてことも2020年はほぼ毎日のように続き、
今思い返してみるとあの頃は鬱気味でした、、

特にサンクスギビングやクリスマスはアメリカでは家族と過ごすのが当たり前なので
家族とも過ごせない孤独な私はとてつもなく切なく悲しい日となりました…笑 一生忘れられません。笑


2020年は大学卒業の年でもあったため、
コロナにより卒業後の進路がかなり揺さぶられました。
卒業が2022年、2023年だったらもっと違う可能性や選択肢も多かったかも、と思うことはしょっちゅうありますが、過去は過去。
それも運命、アメリカに残れる道があっただけでも私は良かったなと思います。(思うようにしています笑)

その後、2021年はOPTで働き始め、コロナのワクチンも普及し
特に2021夏以降、規制が徐々に緩和して外に出かけたり、友達に会ったりできる機会が増えていきました。

2020年の一年はアメリカ生活の中で一番辛く大変だった年かもしれませんw
隔離2週間の規制もあったし、働き始めてしまったので日本にも帰国せず…
2020〜2022はコロナ以外でも個人的に変化の多い時期でもあったため、
色んな意味で成長できたなと感じます。

と、そんなこんなで留学中のコロナ禍直撃、のお話でした!


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