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【ビルディバイド】エースマスター戦専用咲耶について

どうも、Four-Leaf Cloversの よん と申します。

東京を主に活動拠点としており、プレイヤーでありつつも、非公認の大会も開催しております。主催大会のnoteも書いてますので、そちらも是非見てください。

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今回のnoteでは、12/17(土)に開催されました、エースマスター決定戦で使用したデッキについてレポートを書いていきます。

本noteの内容は全て無料で見れますが、このnoteを読んで面白かったり参考になったと思ってくれた人で、お気持ちで良いので有料記事のご購入をしてくれたら喜びます。
今後のモチベにも繋がるかなぁ~(/ω・\)チラッ
※有料記事部分は0文字です※

エースマスター決定戦の為、今回使用したデッキは、「戦勝祈願・天狼演舞」のデッキとなります。

俺とウッスーが握って、両名とも4-1でした。
そのため、当時はこの構築で正解だったと思いますが、本noteで晒すことでメタが回るかもしれません。

◆デッキレシピ

◆エースマスターへの道

◆ルール確認

まず、エースマスター決定戦のルールをおさらいしましょう。
①該当のエースを1枚以上を使用し、その称号に対応したテリトリーのみ使用可能。
②「アイオラ」が対象のイベントでは「称号:殲滅姫」を持つエースを1枚以上使用し、その称号に対応したテリトリーのみ使用可能。

そう、対戦相手は全て「咲耶」です。

対戦相手のテリトリーも全て「戦勝祈願・天狼演舞」です。

◆咲耶と向き合う

咲耶」「戦勝祈願・天狼演舞」のデッキコンセプトは相手にカードを引かせ、相手の手札が4枚以上のときに強力な効果を発揮するカードが多数デザインされています。

本来相手にカードを引かせるのはデメリットでしかないですが、強力な効果故、相手にカードを引かせることは、仕方ないことでしょうか。

否ッ!

今発売されているカードの中に、相手にカードを引かせるほどの強力な効果をもったカードは ”正直ない” です。
相手にカードを引かせるのは、めちゃくちゃなデメリットとして考えましょう。

しかも、相手の手札が4枚以上って発動条件、実は厳しすぎです。
後述①しますが、不利な裁定も相まって、ほぼ発動出来ないでしょう。

◆ミラー戦を想定して

対戦相手が咲耶しかいない中で、参加者の7割くらいはデザインされたカード(手札が4枚以上の時に発動)を採用してくるだろうと想定していました。

ここで突然ですが、咲耶のデッキの弱点を挙げて行きます。

まず、1つ目。
1ターンに引かせられるカードの枚数に限界がある点です。

相手に引かせる選択肢としては、以下の組み合わせになります。
・「テリトリー」で1枚引かせる。
・5コスト「咲耶」で1枚引かせる。
・3コスト「茉莉」で1枚引かせる。
・6コスト「橙花」で1枚引かせる。
・6コスト「太刀華」で1枚引かせる。
テリトリー以外で引かせるとその分エナジーも使用し、本来使いたいバスターカードをプレイする為には、かなりターンがかかります。

弱点2つ目。
効果解決時に相手の手札が4枚以上ないと効果が発動しない点です。

4枚以上なら~のカードテキスト(自動能力)を確認してみましょう。
「このユニットが登場した時、相手の手札が4枚以上なら、~~~~」

このように、 “(誘発条件)時、(分岐条件)なら、(効果)” と書かれている自動能力は、ルール上「条件誘発」と呼ばれます。

さらに…処理の流れを見てましょう。(後述①の部分)
・条件誘発は、誘発条件が満たされた時点で誘発しますが、それを解決領域に置いてプレイする際、(分岐条件)が満たされていない場合、それはプレイされません。
・条件誘発を解決する際、その時点で(分岐条件)が満たされていない場合、(効果)は処理をせず解決を終了します。

マージで、終わってます。
どういう事かっていうと、百合華でやってみましょう。

私「相手の手札が4枚の時に、天狼国の豪槍 百合華をプレイ!効果発動!」
私「対象にこのユニットのパワーと同じダメージを与えたいぜ!」
相手「では、クイックで呪術師の謀略をプレイします。」
相手「呪術師の謀略をプレイしたので、手札3枚になります。」

百合華の効果は、条件を満たしていないため、処理をせず解決を終了!#

自分「手札4枚のときに、百合華の効果発動したんですけどっ!?」

はい、コレが「4枚以上なら~」のカード全てに起こります。
こんな効果が確定もしていないカードを採用するなんて出来ないですよね。

相手にカードを引かせるし!引かせても4枚以上の保証がないし!プレイ時に効果が確定していないし!以上のことから、私の構築からエース以外の「4枚以上なら~」系は、全て採用を見送りました。

◆構築編

さぁ、咲耶の弱点もわかったことだし、弱点を克服し、対戦相手を蹂躙しましょう。

デッキに採用したカードを説明していきます。

◆採用カードについて

「天狼国の姫武者 咲耶」

出来ることならば使いたくなかった。
しかし、相手の咲耶に対し、観測者で返す事が難しい為、泣く泣く採用。

稀に2体処理出来たりもするし…。と言い聞かせてます。
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「斬撃の餓狼 ウルフェン」

まずは、バスター枠としてウルフェン
テリトリー効果含め、12500まで見込めます。

12500のラインは、現カードプール内のデコイ全てに対応出来るということ。
効果も優秀で、ライフレースになった場合の巻き返し、構えるエナジーの確保として優秀です。

また、8エナジー達成時の9500は、基本的には超えられず、相手にテリトリー効果込の攻撃力を要求します。

ということは?相手はウルフェンを倒すために、テリトリーで1枚引かせてくれるかもしれません。
ウルフェンで増やしたエナジーがあれば、引いたカード、持っていたカードで、ウルフェンを守れます。

ウルフェンを越えようとして、1枚引かせたカードに散っていってしまう訳ですね。

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「要撃の四重角 カリベル」

続いては、カリベルです。

この環境において、デコイは相当突破しにくいものになっています。
デコイの一番効率的な処理の仕方は、攻撃力を上回り倒すことです。

それが出来ない場合、1:1以上の交換を求められるでしょう。

では、何故カリベルなのか。

仮想の敵としては、咲耶関係のユニット、ウルフェンバシランガが想定されます。
咲耶の関係のユニットは、號烈の10000がMAXでしょう。
(忍者は知らない採用されてたら頭抱える)

条件付きではありますが、10500のラインを普通に超える事ができなくなります。
また、相手のウルフェンバシランガについても、テリトリーの+3000が無ければ、超える事が出来ません。

超える事が出来ない場合、相手は+1アクション起こす必要があります。
・テリトリー効果で+3000
 →相手に1ドローさせる?そもそも4枚以上が達成出来ないかも
 →タイミング良く手札使われたらテリトリー効果なくなっちゃうかも

・コマンドを使って、10500を超える
・ユニット複数でアタックし、合計ダメージで突破する
 →クイックで何か使われたら、突破できないかも

はい、どれもやりたくないですよね。
相手のエナジーが全てレストしていないと突破が困難です。
相手の1エネが起きてるだけで凄いプレッシャーがあります。
(後述②します。)

続いて、デコイとしては条件のないバシランガの方が10000だし、ヒット2で良いのではないか?

コレについては、バシランガは「バーサーカー」を持っている為、ユニットを処理することが出来ない部分が採用見送りのポイントになりました。

調整をしていく中で、ウルフェンの存在が強すぎて、相手のウルフェンに対し、解答を持っていないとテンポをどんどん取られてライフやエナジーの差がドンドン開いていってしまいます。

また、エナジーにもよりますが、返しのターンにカリベルに500超えられてやられてしまいますし、相手のカリベルを500超えれないという点、結論、バシランガよりカリベルのが強いと判断しました。

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「燈火の玉兎 ラビアン」

説明不要ですね。
序盤~終盤にかけて優秀なユニットです。

ウルフェンカリベルの8エナジー条件達成にも貢献してくれます。

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「アンビション・イーター」

アンビションイーターなんか入れて、手札4枚以上の条件達成しやすくしてどうするの?って思う方。

その気持ちわかります。
ミラー戦は相手がカードを引かせてくれるから、ドローするカードいらないって思ってますよね?

実際やってみると、カード引かせてくれないです。
使ったら使った分だけカードが減っていって、ジリ貧になりがちです。

そんなとき、デコイかつ1ドロー出来るこのユニットの出番です。

相手ががら空きならライフを詰めに行ける。
5エネ時に、こいつがいれば、咲耶はこいつに殴るしかなく、ライフを守る事が出来ます。

咲耶のテリトリー効果で、初期手札が4枚しかないなか、初動のユニット増やしたい、手札も増やしたい、ライフも守りたい。
全てに対し、最適解のユニット。

そうそれが、
アンビション・イーター」でした。
4枚採用です。

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傍聴者 カパルパ

初期手札4枚しかなく、絶対に開放したいので、4枚採用。
他の観測者も検討しましたが、マナカーブ、色的な意味で多色の観測者であるカパルパが一番良かったです。

色的な意味では、ウルフェンの赤3、アンビションの黒2が重いですね。

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次からはコマンドになります。
まずは…。

呪術師の謀略

最強の3コストショットカード。
相手の行動に対し、-6000投げてるだけで、ユニットを破壊したり、ウルフェンカリベルが守れたりする。

クイックなのも、先述している「手札が4枚以上なら~」のカードに対し、対応出来る点もgood!!

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虚を突く一手

最強の3コストショットカード。
相手はコチラの高攻撃力のユニットに対し、テリトリーの+3000をしたユニットで殴ってきます。

色々準備してきたユニットを止めれば良いですよね?
咲耶の効果もコレで止まります。しかも、1枚ドローまで出来る。

コチラも先述している通り、相手は中々カードを引かせてくれません。
相手を妨害しつつ、リソースを回復しましょう。

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呪われた切り札

説明不要のショットカード。
相手のエナジーが起きていたら、ユニットで殴りに行かず、構えたり、そのままプレイして除去するのもありです。

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邪悪な取引

用途はたくさん有ります。
・テリトリー開放前に墓地に落ちたエースや観測者を回収
ウルフェンカリベルを回収
・構える+ユニット展開をする為の低コスト回収

このカードのおかげでロングゲームが耐えれます。
相手はカリベルを何回突破しないといけないんでしょうか。
相手はイーターを何回処理しないといけないんでしょうか。

押し付けていけ。

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百獣王の怒り

こちらのユニットのほうが、絶対に攻撃力が高いと踏んで採用したカードです。
2コスト起きているだけで、相手ターンにユニットを処理出来ます。

ウルフェンで11500まで、カリベルで12500まで。
相手のテリトリー+3000が適用されていても、百獣王の怒りをプレイした時に、手札が3枚になれば良いのです。

8エナジーで、ウルフェン+百獣王カリベル+百獣王で構えれるのが最強です。

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スクワーム・ナイトメア」後述②

はい、今環境最強のカード「スクワーム・ナイトメア」です。

このカードは、手札の黒のカードを1枚リムーブすることにより、黒1コストでプレイすることが出来ます。

黒1エナジー起きているだけで、手札が5枚あっても3枚にすることが出来るので、相手のテリトリー効果や、「4枚以上なら~」のユニットを無効化出来ます。
また、4枚以下に出来なくとも、ー5000することにより、コチラの被害を最小限に食い止める事もできます。

他にも「不可侵の穴蔵」が同様な使い方が出来ますが、登場時の効果を再利用したいユニットが1枚もないため、コチラは不採用となりました。

なんというか、このデッキでは普通にプレイしても使えないカードになってしまいます。

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◆採用を見送ったカード

「脱化再生 ウヌカルフ」

クイックのタイミングで、手札を1枚捨てる事により、相手の「4枚以上なら~」効果を躱しつつ、破壊されても盤面に居続ける事ができるというカード。

咲耶なら相手がカード供給してくれるから行けるやろって思ったけど、全然そんな事ない。

気づいたら手札ないなって、5000の紙くずが墓地に置かれます。

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「“マッドビショップ” エンダイヴ」・「“ブラックナイト” ライゾーム」

黒で高攻撃力のデコイといったら、この2種。
試してみたが、ウルフェンカリベルの前に散って行きました。

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「張り裂ける大地」

エナジー送りにしたいユニットがいない。
赤2重い。切り札でいい。

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「不和の兆し」

相手の盤面に2体いることのほうが珍しい。

使われて嫌ではあったが、問題はなかった程度の認識で、後ろ向きなカードは、このデッキには合わない為不採用。

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「相手の4枚以上~」条件のカードたち

厳しい意見かもしれませんが、効果が使えないと思いました。

相手にカードを引かせて、対応カードを引かれたり、返しに強いカードをプレイされる方が嫌でした。

ここにあるカード達を採用しなくてはならない程の強い効果は、残念ですが、ひとつもないです。

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◆最後に

最後までnoteを読んでくださった皆様、ありがとうございます。
追記してほしい内容や、聞きたい事があれば、TwitterのDMなどでご連絡いただければ、可能な範囲で回答します。

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それでは、引き続き一緒にビルディバイドを盛り上げていきましょう!

ありがとうございました。

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