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恋しい、恋しい、日本食

ネパールに行く前に親に言われていたことがあった。それは「絶対に日本食が恋しくなるよ」だ。行く前はまさかそんなことなるわけがないと思っていた。だが最近、ものすごく日本食が恋しい。


ネパールに来てからほとんど毎日ネパール料理を食べてきた。それがひとつの原因であったのかもしれない。先日、軽い胃腸炎になった。刺激物の多いネパール料理は、刺激物の多い料理をあまり食べてこなかった自分の胃には、大きな負担になったのかもしれない。美味しいが故に気づかなかったことだ。

体調を崩した日に、お粥とお味噌汁を食べたがなんと胃に優しいのだろうと感じた。それらを食べたあと、自然と自分のスマートフォンでネパールにある日本食レストランを探していた。今ものすごく親子丼が食べたい。

これらの経験から、各々の国の料理はその国の人にあった味をしているんだと思った。いや、なにか少し違う。その国の人はその料理を食べ続けていたからこそ美味しいと感じ、平気で食べることができるのだ。だから、その国の人にあった料理と言うよりも、その国の人が味に合うようになったのだ。

ネパールに来て、いかに日本食が自分に合っているかがわかった。今度現地の日本食レストランに行って日本食を食べようと思う。たまにはこういう食の息抜きのようなことが必要なのかもしれない。

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