映画。それと、穴の空いたバケツの話
先日、パートナーが「どうしても一緒に観たいんだ!一緒に来てよ。」と言うので、オードリーペップバーンのドキュメンタリー映画を観に行った。
ちなみに自分は彼女の名前は知っていたけど、あまり興味がなく、出演映画を一本も観たことがない。
彼女は父親の事を長年引きずって苦しんでいたようで・・・なんとなく彼女の気持ちがわかるような気がして、とても胸が痛くなり、観ながら何回か、泣いた。
パートナーも他の映画を観に来ていた人達も泣いていたようだ。
オードリーペップバーンファンの方は、観に行った方がいいよ。
前主治医曰く、「あなたの心をバケツに例えると、あなたの心は穴の空いたバケツで、底がない。だから全部抜けていってしまう。だから、満たされないし、大きな空虚感がある」。
パートナーは、自分を心底愛してくれている。
去年の12月まで、自分は愛というものがよくわからなかったけど、パートナーがずっと愛情を注いでくれているおかげで、愛というものがわかった。
前主治医からも、患者としてとても大事にしてもらっていた。
それに気が付いたのは、前主治医が精神科医を辞める1か月位前。
前主治医はいつも一生懸命診察してくれているのを感じていたし、患者として自分の事は好きだということわかっていたけどね(とても良い信頼関係が築けていた)。でも、前主治医の自分への気持ちはそれだけじゃなかった・・・。
前主治医が精神科医を辞める少し前に、こう言われた。
「あなたは美人。すごい魅力的な人。惹きつけられる魅力があって、惹き込まれる。ハマりそうで危ないと、危険だと思った。だけど、そこでハマってはいけないから、あなたとは一定の距離を置いたんだ。一定の距離というのはこういう精神科医と患者としての距離。男として、あなたの事が好き。」と。数年間、ずっと好きだったとのこと。
それと、前主治医に「親は絶対に裏切らないだろう。その一端を自分が担っていた。だから、あなたを裏切らなかっただろう。」と言われた(精神科医が患者との距離を縮めたり、プライベートでの付き合いをしようとしたら、それは精神科医からの患者への裏切り行為になるので、前主治医は絶対にそういうことしてこなかった。男として自制していたということ)。
本当に、前主治医は自分を患者として大事にしてくれていたんだなと感じた。
ちなみに、自分は数年間、前主治医の気持ちに全く気が付いてなくて、告白された時、すっごい驚いたw
前主治医との数年間の診察の時間は、自分にとって良い思い出で、心の宝物。
・・・それでも、満たされない。寂しくてたまらない。苦しい。辛い。
最近、毎日、あまりの寂しさに大号泣している。
早くアタッチメントの問題の大暴走止まらないかなぁ・・・。
※自分は決して美人ではありません。たいした顔してませんw
自分の顔が大嫌いで、10代の時からものすごくコンプレックスを持ってます。だから、人から顔のことに触れられると、内心ものすごい気分が悪くなる、「ブス」と言われようが、「キレイ」と言われようが、「可愛い」と言われようが、「美人」と言われようがね。
お世辞でも、社交辞令でも、本心から貶されても、褒められても、顔のことを言われるのが、とにかくイヤ!