日常の寂しさ
こんばんわ。
最近は毎日、楽しいけれど、寂しいなと感じて生きています。
最近は鬱的な感情になることはないですが、孤独感は感じながら生きています。
ただ、自分で孤独になりに行っている感があります。
寂しいけど、自分で孤独を選んでしまっている。
最近、ワインズバーグオハイオという作品を読んでます。
その中にこんな話があります。
美女がいて、彼氏と別れて、寂しすぎて、愛を求めて発狂して、素っ裸になって外に出て、道端の男性の後ろ姿に愛を求めて、駆けよって行ったらおじいさんだった。 私何やってんだろ。
っていう話。
「冒険」というタイトルの作品です。
こんな感じめっちゃわかるわーってなりました。
発狂ですよねまじ。
この短編の最後の文章はこんな文で締められています。
「「私はどうしてしまったのだろう?気をつけないと、とんでもないことをしてしまいそうだ」。それから壁に顔を向け、一つの事実を無理やりにでも直視しようとした。ワインズバーグにおいてでさえ、多くの人々が一人で生き一人で死なねばならないという事実である。」
この小説に出てくる登場人物は自分から孤独になりに行ってるけど寂しいみたいな人たちなのでめちゃくちゃ共感できるんですよね。
また、「孤独」という短編があります。
この主人公が、人と楽しく過ごすことにあこがれているのですが、偏屈で、人を追い出してしまうという特性の人で、この人の思考にめちゃくちゃ共感できました。
寂しいくせに突き放すタイプの人。
この主人公は最終的に、一人孤独におじいちゃんになるのですが。
人と付き合うって難しすぎですね。