【 日比谷公園のリュウゼツラン~開花から1週間その後~ ②】
〈植物の恵み〉と〈音の世界〉
こちらを覗いて頂きありがとうございます。
日比谷公園内に植栽して60年が経過し初めて開花したというリュウゼツランを観賞したその日ちょうど実家に帰ったところ、
「日比谷公園にリュウゼツランが開花したと、今テレビでやっていたよ」と早速私に伝えられました。
タイムリー過ぎる!
両親も植物、園芸が好きで、土産話に「リュウゼツラン」の話をしようと思っていたところ先に話を振られて驚きました。
続いて実家のポストに投函されていた「タウンニュース」の記事を眺めると・・・
な、なんと!横浜にも「リュウゼツラン」が間もなく開花する場所があると、話題のスポットとして紹介されていました。
実家にほど近いエリアで、こんな風に偶然が重なるとは・・・
「リュウゼツラン」の開花の話題に溢れた4日後、3連休最終日、7/15海の日に再び「リュウゼツラン」に対面することになりました。
私はいざ鎌倉へ、クリスタルボールやライアー、ハープなどの民族楽器の演奏会「ヒーリングライブ」に足を運びました。
様々な楽器が演奏される中、オーストラリア先住民「アボリジニー」の世界最古の管楽器と言われている「ディジュリドゥ」の音を耳にしました。
なんとも表現しがたい不思議な音色なのですが、長い笛のような楽器が
な、なんと!!
「リュウゼツラン」で作られていたのです。
演奏会の当日は知らなかったのですが、後日知ることになりたまげました。
「ディジュリドゥ」は元々は「ユーカリ」の木で作られていましたが、現在は「竹」や「リュウゼツラン」など多種多様な素材を用いて作られているようです。
あの日比谷公園の「リュウゼツラン」の下で「リュウゼツラン」で作られた
「ディジュリドゥ」の演奏を目にすることができたら・・・
と妄想してしまいました。
上記の投稿で「リュウゼツラン」がメディカルハーブとしてだけでなく、
様々な活用方法があることを紹介しましたが、更に楽器として生まれ変わって存在しているのかと思うと、数十年に1度しか花を咲かせない植物から
放たれる音世界に、新たな感動が呼び起されます。
このように畳みかけるように「リュウゼツラン」がシンクロする状況に驚きを隠せません(笑)
さて1週間後の日比谷公園のリュウゼツランの開花状況ですが、、、
気温が高いことが関係しているのか、全体の7割程度開花が進み、既に開花した茎の下部は枯れてしまっています。
残念ながら全体的に満開になった姿を見られることはなく、この記事を投稿する頃には最上部まであっという間に開花して見頃を過ぎてしまいそうな勢いです。
この貴重な機会を目撃したいと思われる方は、なるべく早く足を運ばれるとよいのではないでしょうか。