手書きがなくなった日~その4~
今回はkrewDataを使ったインボイス対応請求書を作成した話をします。
売上伝票を顧客ごとに集計して出力させるようにしました。
請求書発行の運用
弊社では請求書発行を経理部門がまとめて行うのではなく各部門(全3部門)がそれぞれ請求書発行を行っています。
請求書発行日を決めたりkrewDataを動かすところも各部門がやっています。
請求書の全体構成
まず出力したい請求書のフォームを決めました。
出力したい項目
・前回請求額
・入金額
・繰越額
・今回請求額(税抜)
・消費税(10%と8%)
・請求額(税込)
・案件ごとの売上伝票の情報
(タイトル、請求額(税抜)、消費税、消費税が10%か8%どちらかのフラグ)
このデータを持ってくるために入力アプリを決めました。
krew Data全体構成
入力アプリ
・請求発行日
・顧客マスタ
・請求管理
・入力管理
・売上管理
〇請求発行日アプリ
請求書発行日と締め日と部門のデータを持っていてこのアプリは各部門の事務員が入力するアプリになります。
〇顧客マスタアプリ
顧客の名前、住所、締め日を持ってきます。
〇請求管理アプリ
請求書を発行するアプリで入力アプリでは前回請求額を持ってきます。
〇売上管理アプリ
案件ごとの売上伝票から案件名、金額、消費税が10%か8%かどちらかを持ってきます。
出力アプリ
・請求管理
〇請求管理アプリ
請求書を発行するためのアプリです。入力データを顧客ごとにまとめて出力させます。
まとめ
kerwDataを使ってべつべつのアプリのデータを集計させて請求書を作成しました。今まで手書きでまとめていた部分を自動で集計できるようになったのはすごいことでした。
タイトルに「手書きがなくなった日~その4~」にしましたがこれが1本目の記事になります。その1からその3はないので探さないでください。