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【現役大学生による】割引配当モデル
割引配当モデルの基本
![](https://assets.st-note.com/img/1721624469674-8FR2AIwdKh.png?width=1200)
P: 現在の株価
D: 配当価格
K: 期待収益率
m: 年数
定率成長モデル(ゴードンモデル)
![](https://assets.st-note.com/img/1721624776699-dNaR50ToeJ.png?width=1200)
P: 現在の株価
D: 配当価格
K: 期待収益率
m: 年数
g: 成長率
上記の式を無限等比級数の公式に当てはめると、下記の式に変形できる。
![](https://assets.st-note.com/img/1721624898808-5x5yO7cqK8.png)
ゼロ成長モデル
![](https://assets.st-note.com/img/1721625114841-I5b79icOVb.png)
P: 現在の株価
D: 配当価格
K: 期待収益率
持続可能性長モデル(SGR)
以下の2つを前提として考えます。
・新しく株式を発行しない
・負債と株主資本の割合を一定に保つ
![](https://assets.st-note.com/img/1721629044615-oVsCZOMTUW.png?width=1200)
内部留保率: 内部留保/純利益
配当性向: 配当/純利益
割引配当モデルの意味
割引配当モデルによって求められた株価を「本源的価値」と呼びます。
株式は本源的価値に収斂するとされており、そのため本源的価値よりも現在の株価が高ければ、「割高」と評価し、将来株価が下がることが予想できます。
よって、投資家は該当株式を空売りを行います。
反対に、現在の株価が本源的価値より低ければ、将来株価が上がることが予想できるため、該当株式を買います。
また、
・配当価格が大きい
・期待収益率が高い
・成長率が高い
ほど、株価、つまり本源的価値が高くなります。
適切な期待収益率を求める方法
正しく本源的価値を計算するためには、適切に期待収益率を求めなくてはいけません。
期待収益率を正しく予想するために、下記のような用法が用いられています。
ファンダメンタル分析
経済状況や企業の財務状況・経営状況のデータをもとに株価を予想する分析方法。
マクロ経済学的視点から、世界全体の経済的・社会的・政治的情勢を見て、分析を行うトップダウン・アプローチや、財務分析などがその一例である。
テクニカル分析(チャート分析)
過去の株価や出来高のデータを罫線グラフ(下記参照)にし、そこから将来の株価を予想する方法。
クオンツ
数量的・統計的な分析のこと。