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ヌメルゴンとハサミギロチン

どうも、ニアです。
今回は、ヌメルゴン(ヒスイ)の考察をメインに、ついでに一撃必殺技についても掘り下げて考えます。

ヌメルゴン(ヒスイのすがた)

【種族値】
H 80
A 100
B 100
C 110
D 150
S 60

【タイプ】
鋼・ドラゴン

【特性】
ぬめぬめ、草食、シェルアーマー

レギュレーションDから、ヒスイのポケモン達と共に強力な追加戦力が来ます。サンダーラオス・クレセドランなどなど、明らかに環境に影響を与えるポケモンが続々と登場してきます。
ランクマッチもさらなる盛り上がりを見せてくれそうです。
そして、今回考察するのは、個人的に、これらのポケモンと肩を並べるのではないか?と考えているポケモンです。
それがヒスイヌメルゴンです。以下、考察となります。

【種族値について】
原種ヌメルゴンをバランスよくしたような種族値配分となっている。特防の数値が変に下げられたりせず、そのままなのも嬉しい。原種の時からSに振ることは多くなかったため、Sの数値が落ちたのも気になりにくい。ヘビーボンバーを採用する場合は無駄に見えるAの高さも、下降補正したとしてもハバタクカミに確定取れるので悪くない。(ラスターカノンでは確定を取れない)

【タイプ・特性とテラスタル】
タイプはドラゴンの弱点を全て補完する鋼との複合に。耐性が原種と比べて大幅に上昇した。基本的に格闘と地面は物理がメインなので耐久が脆い方に弱点で攻撃されるが、逆に本来の役割である特殊アタッカーには弱点をつかれることが少ないため、耐性面は文句ない。特性も、おそらく最も採用されると思われる草食も、胞子や宿木を無効化できるのでモロバレルやチオンジェンにもかなり強く出ることができる。
テラスタイプは、安直に考えれば水あたりが優秀で弱点になる草技にも特性で対策できる。
また、細かな強みとしては特殊崩しでよく使われるアシッドボムが無効な点も嬉しい。

【技】
ドラゴンタイプらしく技のデパート。
タイプ一致は流星群や龍の波動、ラスターカノンや鉄蹄光線、ヘビーボンバー。
立てこもる(溶ける)+ボデイプレス、アシッドボム、10万・放射・冷ビ・波乗りなどなど、上げればキリがない。高速回復の技が眠るしかないが、草テラスしたらすいとるの威力も60に引き上がるので一応使えるし、食べ残しと併用すれば耐久を大きく上げられる。

【流行りそうな型】
[ボディプレ型]
HBベース、シェルアーマーor草食、食べ残し
溶ける(立て籠る)+ボデイプレ
選択は、火傷やテラス後の毒々対策に眠る、耐久・瞑想型のカミへの対策にヘビーボンバー、天然の耐久ポケモンに連打できる流星群。詰ませ性能が高く、特性をシェルアーマーにすれば急所による運負けを無くせる。溶けるは、ヌメイルの段階でしか習得できなくてPPが多いが、立て籠もるでも基本問題ない。

[突撃チョッキ型]
HCベース、草食、突撃チョッキ
技は全て選択。極論、タイプ一致技はいらないがラスターカノンは強いと考えている。ランドロスやカイリューへの打点に冷ビ、水テラスで使うなら個人的に波乗りがかなりおススメ、通りもいい。受け崩しのアシッドボム、役割破壊に放射や10万ももちろん有力、前述したように、カミピンポイントではあるが、ヘビーボンバーもいい。強いて惜しいところを挙げれば、強いフェアリー技を覚えないところ。テラスタルで補うのもありかもしれない。悪ウーラオスをバンバン投げられるはず。

いかがでしたか?
カタログスペックは文句なしのポケモンだと分かっていただけたはず。ヒスイヌメルゴンが加わり、受け・耐久ポケモン達も高スペックなラインナップとなりました。
クレセリア、チオンジェン、ヒスイヌメルゴン、ヘイラッシャ、ハピナス、テツノカイナ、ディンルー、キョジオーン、アーマーガア、羽休めカイリュー…………etc。

新時代来るぞ!!


【一撃必殺】
強力な耐久ポケモン達で、1体突破したら疲労困憊。なんてことはざらにあります。天然もドオーやラウドボーンを加え本来の対面構築での対抗手段も拒否され、厳しい限りです。
そうなると、わんさか出てくるのが一撃必殺技です。今作ではアンコールが配られて流行り、すでに一撃必殺が蔓延っています。
前作と違い、拒否するのが難しいからです。道連れも同様。基本技自体が失敗することはないです。「ぜんぜんきいてない!」といったメッセージを見た人のほうが少ないのではないでしょうか?
前作までは、アンコールも道連れも、一撃必殺もダイマックスでついでに拒否が出来ていました。技マシンが出来たのもありますが、これが、アンコール<挑発の大きな理由です。
今作のシングルは、攻め手は先に攻撃に転じれば有利、受ける側は先に積めば有利の基本仕掛け得になることが多いと思っています。ダイマックスのような爆発的な耐久の増加はなく、せいぜい耐性変えることくらい。(実際はこれでも十分強いのだが)
なので受けるのが難しいです。
一方、受ける側は、鉄壁や瞑想などを先に積んでしまえば、ダイマックス技のように突然高火力+ステータス変動があるわけではないので基本急所と一撃必殺以外に負け筋を作らなくて済みます。
故に、数少ない捲り札である一撃必殺技はより採用率が増えていくのではないかと考えています。
汎用性を落とさず、一撃必殺以外にも役割を持たせられる最強の中間択、それが「身代わり」です。身代わりの使い方で勝率に大きく影響を及ぼすと予測します。そして、その身代わりに対する最強の技が「アンコール」です。こちらも、身代わり同様使い方で勝率に大きく影響を及ぼすでしょう。
ただ、注意しないといけないのは、アンコールは命中率50の技であること。アンコールを覚えるポケモンは当然警戒されて引かれる可能性があります。相手が交代する際にアンコールを打つと無償降臨です。挑発よりよっぽど弱く働きます。使い方が難しいですね。
今後はこれらの強力な補助技・強力な過去世代&新世代のポケモンを組み合わせて戦っていかなければいけません。楽しみではありますが、考えることもたくさんありそうですね(笑)

楽しんで頑張っていきましょう!!
そうすれば、気が付いたらDLCです。
それては!


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