#6-3 車を買う
本日もまた車の調子が悪くなり、(いや細かくいうとずっと放置していた。)
重い腰を起こしてAsada Autoに向かった。
この方が私の生活を助けてくれている日本人のおじい様Asada氏。
彼がいなければ今頃どうなっていたか全くわからない。
もうアメリカ生活40年以上のベテラン整備士さんだ。
さて、ようやく車が手に入ったところまで書いただろうか。
再度OAKまで行き、近くのChaceで現金を降ろし手にした瞬間は結構感慨深かった。
なんといっても人生初マイカーだ。しかもアメリカでだ。
DMVで譲渡の登録が残っているものの正真正銘 It is my carである。
後日、DMVで登録をするために色々と書類を整理し確認する。
そうすると、スモッグチェックが完了している時期が3ヶ月以上前のものだった。ここで嘘1である。
ん?ちょっと待て。先にライト系統がバグっているのに気がついたのが先だったかな?。バックライトとウィンカーの配線が逆だったとか(無知は罪)
これじゃ点検すらできませんし、登録なんて絶対できませんよ。とAsada氏。
あれ?この状態で一回DMV持っていったんだっけな?忘れた。。
とにかくたくさんの問題が起きた。
すぐに全オーナーと連絡をとり、ライトの修理とスモッグチェックを全オーナー行きつけのちょー胡散臭い車屋へ。
、、、廃墟やん。映画とかでよく出てくるスラム街で違法でなんかしてて金さえ積めば偽造するぜ的なヤツやん。みたいな風情のある車や。
そこで現れたマイク。おいマイクお前マイク言うから完全そう言う感じの面構えでくるかと思ったらラーメンマンのちっさいおっさんになったみたいな感じでひょこっと出てきやがって。
ツッコミどころ満載である。
とにかく直せ。
わかった。三日くれ。
OK。
またウーバーで帰る。。。
数日ご連絡。電話に出ない。数日後電話。出ない。
テキスト、やっと返信。
彼は言った。今やってる。
結局彼から「Done」と来たのは2週間後だった。
ここで色々と値段の再交渉をする。
ここはなぜか優しくアメリカだからしらばっくれればいいのに多分800ドルくらい手元に戻ってきた。
なんやかんやで登録まで辿り着く、辿り着いた書類を嬉しく眺めていたら、、、
「Salvaged」
所謂事故車だ。
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もーこれを書かれたらどうしようも出来ない。
と言うことで怒って、800ドルで手を打ったって話。
Salvagedは事故車なので次の買い手が嫌煙する。
というかまず選択肢から除外される。
この車がよっぽど好きじゃないと買わない。
アメリカは日本ほどビンテージ系の車を好む傾向にない。
よしわかった。お前は俺で最後だ。
カルフォルニア生活最後までよろしく!
と言うことでちょこちょこ変なところはあるが大きな故障もなく1年がたち新しくDMVで最近更新を済ませた。
僕はこの車を愛している。
が、常に次を探している。