【紙一重】東方如何月、人生最大の決戦を振り返ってみた結果がやばすぎた。

2024年11月15日 22:49

Ⅰ.はじめに

はいさいぐすーよー！フィットボクシングぬゆいっし、腹斜筋がでーじあがーなハラタカやいびーくとぅ、ゆたしくうにげーさびら。
運動―てーしちやいびーん。

腹斜筋が痛くても如何月の記事が書けることを証明したく思い、この記事を書いています。見とけよマジで。

今回の如何月記事、マジメ回です。逆張り回を望んでいた方はすみませんが前回の記事でも読んどいてください。こっち見んじゃねぇよ。
はい、まずはこの動画、もう見ましたか？

こちら筆者がリアルで参加した、東方如何月2024年第3回公式大会の動画になります。この動画の第五試合にて、Eyanさんという如何月超うまい人と新卒さんの優勝をかけて戦ったんですね。
そしてこの試合がアツすぎたっ🔥🔥🔥

今回はEyanさんにも協力していただき、この動画の試合を再現しながらいまさら感想戦を行ってみたという記事になっています。いつにもまして誰得記事なんだこれ。
Eyanさん、ご協力ありがとうございました。
m(_ _"m))

※まずは最後の試合だけでも動画を見てください。ゲーム知らない人でも見どころは凄いと自負しております。
　以下ネタバレ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

Ⅱ.デッキ紹介

まずはお互いのデッキとその特徴を紹介したいと思います。

ハラタカ：魔界入り種族ハイランダーデッキ

⑧霊夢を自機札として、①蟲巫女、⑦早苗、⑨アリス (⑥マミゾウ&小鈴で代償を無視)、⑩千亦、⑫神綺 (⑨アリスをコピー)、とにかく配置変更しまくることで無限の勝ち筋を生み出します。回避スペルを押し付けてくる相手も、⑪藍が何とかしてくれます。
今回は ⑩千亦が出てきませんでしたが、この札のためにちゃんとデッキの種族数も７種族にして、それぞれの種族を基本2枚ずつ入れて…とか～な～りがんばっています。

Eyanさん：悪魔入りExWINデッキ

自機札の ⑫れいまり＋①蟲巫女＋⑨幽香を組み合わせることで、ExWINを実用レベルまで押し上げたデッキです。終盤、相手の守護エリアに ⑨幽香と ①蟲巫女だけにすると大体負けます。
⑧フラン＆魔理沙は、自分手札の人間札を2枚捨てるという、かなり代償が重く、そして効果が強力な札なのですが、その代償を利用して相手の札を1枚倒すときに自分は札を3枚消費する…という相手との手札差を広げてくる使い方をしてきます。怖い。さらに ⑦さとりでもコピー可能なのでほぼ100％効果を発動できるというね。怖い。

Ⅲ.対戦開始！

まず初期配置。お互いこんな風になっていました。Eyanさんが先攻です。

Eyanさんは初手で ⑪バックダンサーズの自機狙いを選択。決まればEyanさんの勝ち、決まらずとも相手の札を減らさず自分の札を1枚減らせます。
ですが自分もその手法は知っていたので、 ⑥マミゾウ&小鈴をセット。合計⑭できちんと耐えられるようにしていました。

そしてハラタカは ⑥マミゾウ&小鈴で ⑧フラン&魔理沙を攻撃。

次のEyanさんターン、 ⑧フラン&魔理沙を使ってくると思いましたが、Eyanさんは攻撃スペルを使って ⑥妹紅で攻撃してきました。②文を確実に捨てたかったそうです。

そしてここで運命の分岐点(1つ目)
Eyanさんは ①虫巫女を攻撃！
本来なら自分の守護札を1枚回収しながら場に ①虫巫女を残せる、ありがたい盤面です。

しかし相手の目的は自分と相手の手札差を増やすこと。ここで効果を使っても逆効果なので、ハラタカは ①虫巫女の特殊能力を使わず、そのまま撃破させました。(終盤に ①虫巫女を使っての自機移動はできなくなりますが...。)

次のハラタカのターン、端の ②文で中央に置かれていた ③菫子を攻撃。ここも低数値で攻撃することで、相手の守護札を減らさないようにしています。

次のターン、Eyanさんは ③菫子で端の ⑨アリスを攻撃。一向に ⑧フラン&魔理沙を使いません。

ハラタカのターン、 ③赤蛮奇の攻撃スペルを使わずに表向きの ⑧フラン&魔理沙を撃破。手札差をつけないことを念頭に動きます。

次のEyanさんのターン、⑧フラン&魔理沙が撃破されたタイミングで ⑦さとりの攻撃スペルを使用。手札の人間札を2枚捨てられてしまいます。そしてEyanさんは攻撃対象として中央を選択。⑪藍が表向きに。その後、2回目の攻撃対象としてそのまま ⑪藍を選択、撃破します。
次のハラタカターンで自機狙いを撃たれ、手札差を縮められることを警戒したそうです。

次のハラタカターン、⑨アリスの攻撃スペルを発動、守護札を1枚回収しながら ⑨アリスの正面を攻撃しました。結果 ⑩菫子で攻撃を耐えられてしまいます。いや、耐えてくれてありがとうございます。

何気ない1シーン、実はここも運命の分岐点(2つ目)でした。
実はこの盤面、Eyanさんの守護エリア中央には ⑤聖がいたそうです。ではここで守護エリア中央を攻撃、撃破しているとどうなっていたか。

次のターン、Eyanさんは攻撃フェーズ開始時 ②文で ①虫巫女を表向きにして ⑩菫子で攻撃します。

そして守護フェーズ開始時、表向きの ①虫巫女特殊能力を使用。①虫巫女を捨て札に送ることで自機札を自機エリア中央に、そして守護エリア中央に、残っている ⑨幽香をセット。

悪夢の盤面ができあがりました✨

この盤面、⑨幽香を撃破すると ⑫れいまりの攻撃スペルの条件が満たされてしまい、相手の特殊勝利になります。

では ⑨幽香が残るとどうなのか。⑨幽香の攻撃スペルにより、ハラタカは次の自分ターン、Eyanさんの守護エリアが全て空いているにも関わらず攻撃フェーズを行えずにスキップになります。するとEyanさんは ⑫れいまりの条件を満たせ、特殊勝利になるというわけです。

この盤面は相手の攻撃スペルを封じる、もしくは ⑨幽香の攻撃によって守護札が撃破され、自分守護エリアに空きができる以外の解決策はありません！
(さらに言うと今回は手札枚数的に ⑨幽香に守護札が撃破されても ⑫れいまりの条件は満たしてしまいます。チェックメイトですわ～！)

次はEyanさんのターン、そろそろ守護札の場所1つが勝敗に直結する盤面ですが、Eyanさんの手元には相手守護エリアの配置を変更できる ⑩菫子が。運に全てを任せて適当に配置✌🏻^^

Eyanさんは左と中央の配置を入れ替えての2枚攻撃。相手の札を撃破しないためのもので、もちろん ⑦早苗と ⑫神綺で回避には成功。

Ⅳ.運命の分岐点(3つ目)

次のハラタカターン、本当にこの攻撃で勝敗が決まります。⑦早苗で配置変更をするか、⑫神綺で守護札の回収をするか、⑩千亦を使うか、⑤椛で相手守護札のサーチをするか...。沢山選択肢がありました。

ここでラッキーだったのが、まず相手の ⑫れいまりデッキの終盤の動きを知っていたこと。ここで(当時)自分が想定していた(であろう)動きはこんな感じ。

1)⑨幽香を撃破、相手の残り守護札が ①虫巫女と ⑤聖
相手は ⑤聖で中央の札をバウンス、その後 ①虫巫女を捨てて安地勝利を狙う。
→⑦早苗、⑩千亦の守護札移動で何とかなる(はず)。

2)⑤聖を撃破、相手の残り守護札が ①虫巫女と ⑨幽香
相手は ⑨幽香の効果使用後、①虫巫女を捨て札へ。
→こっちは攻撃するタイミングを失い、次のターン ⑫れいまりを使われて負け。

3)①虫巫女を撃破、相手が ①虫巫女の効果を使用する
相手は ⑤聖を使用後、守護エリアで表向きになっている ①虫巫女を捨て札に送って自機札を中央へ、守護エリア中央に ⑨幽香をセット。
→次のハラタカターン、⑨幽香を撃破するとそのまま ⑫れいまりを使われて負け。⑨幽香を撃破できないと、2)と同じように攻撃フェーズをスキップされて ⑫れいまり使われて負け。