
【活用法】権利落ち日だけじゃない!高配当株投資家が教える、配当情報を活用した3つの投資戦略
「投資で資産を増やしたいけど、何から始めたらいいの?」。
こんな風に悩んでいる方もいるかもしれません。
この記事では、高配当株投資歴10年の筆者が、配当情報を活用した投資戦略を3つご紹介します。
権利落ち日以外にも、配当で利益を出す方法があるんです!
さっそく、具体的な方法を見ていきましょう。
戦略1:増配銘柄への長期投資
企業の成長性を評価する指標の一つとして、増配実績があります。
増配とは、企業が1株あたりに支払う配当金を増やすことです。
増配を続ける企業は、安定した収益基盤と将来への成長性が見込まれるため、長期的な投資先として魅力的と言えるでしょう。
このような増配銘柄に長期的に投資することで、安定した配当収入を得ることができます。
銘柄選定のポイント:
過去に安定して増配を続けている企業の中から、財務状況が健全で、将来の成長性も期待できる銘柄を選びましょう。業績が安定している企業は、増配継続の可能性が高いため、おすすめです。投資期間:
長期投資は、数年間、あるいは数十年という長い期間にわたって保有することを前提としています。そのため、短期的な株価変動に一喜一憂せず、じっくりと資産を育てる心構えが大切です。
戦略2:配当再投資戦略
配当再投資とは、受け取った配当金を再び株式に投資することです。
この戦略は、複利効果によって資産を効率的に増やすことができます。
投資で得た利益を再投資することで、雪だるま式に資産が増えていく効果を期待できるでしょう。
複利効果の活用:
配当金を再投資することで、投資元本が増加し、次回の配当金も増加します。このサイクルを繰り返すことで、複利効果が働き、資産を効率的に増やすことが期待できます。長期的な視点:
配当再投資戦略は、長期的な視点で投資を行う方に適しています。短期的な市場の変動に惑わされず、着実に資産を積み上げていくことが重要です。
戦略3:権利落ち日を狙った短期トレード(本記事のテーマ)
権利落ち日とは、配当金を受け取る権利が確定した日の翌営業日のことです。
権利落ち日には、理論的には配当金額相当分、株価が下落します。
この株価下落を利用して、短期的に売買益を狙う戦略です。
権利落ち日の確認:
投資を行う前に、対象銘柄の権利落ち日を確認しましょう。権利落ち日は、証券会社や金融情報サイトなどで調べることができます。リスク管理:
権利落ち日トレードは、株価の変動リスクを伴います。損失を限定するために、損切りラインを設定するなど、適切なリスク管理を行うことが大切です。
まとめ
今回は、配当情報を活用した3つの投資戦略をご紹介しました。
どの戦略も、堅実な資産形成に役立つものばかりです。
あなたの投資スタイルや目標に合わせて、最適な戦略を選んでみてください。
紹介した内容が、投資活動の一助になれば幸いです。