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日々の積み重ねでできた、心の委縮

昔からおっちょこちょいなタイプです。そしておそらく父はまじめなタイプ。なので悪気はないのに失敗したりして、父によく怒られていました。がーっと言われることもあれば、不機嫌な顔をされたり。
父だけでなく家族ともよくケンカになりました。
たとえば美術館に行った時に、母にお金を落とさないでと言われた傍から、車のとれない場所に見事にお金を落としたり。
自転車に乗って駅まで行って中華街に行った帰りに、自転車に乗ってきたことを忘れて知り合いの人に駅から車で送ってもらい、家に着いた時に自転車の存在を思い出して、父にすごいバカにされた態度を取られたり。
ぶつけるつもりは全くなかったのですが、タイミング的に車のドアを閉める時に兄にぶつかってしまって、怒られて悪者扱いされたり。

そういったすごく小さなことが積み重なって、”自分はだめなんだ” ”自分がいけないんだ”と委縮していった気がします。
家庭で委縮しているので、友達にも心を開けず。もともと一人遊びが好きな方だったので、余計に自分の気持ちを話したりすることはなくなっていった気がします。

最近ようやく自分の気持ちを肯定できるようになりましたが、自分は何も悪くないと思う中で、どれだけ自分の心が委縮していたかに気が付きました。それは周りから怒られてきたことも影響していますが、自分が自分を責め続けてきたらでもあるなと思います。
今の職場は冷房と風がものすごく強くて、日々震えて体がかたまり体調を崩すようになりましたが、これは今までの自分を表しているなと思いました。
自分で自分に北風を送り続けて、心も体もこちこちにしてしまった。
だから今度は、春の日出しを浴びさせてあげて、雪解けのように自分の心を温めて委縮している氷の部分を溶かしていきたいなと思います。じっくりじっくり時間をかけて。

自分に味方するって、結構勇気がいります。こんな感情持っていいのかなと思ってしまったり、結局私の人生うまくいかないのではと思いそうになったり。
でも、これまでどんなに自分を責めてもうまくいかなったので、これからの人生は大いに自分の味方になっていく実験だと思ってやっていこうと思います。

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