街角に散らばる欠片や種を拾い集めて…
昨日は家に帰るのを遅らせて、
金山駅界隈に来るシンガーソングライターの街頭ライブを聞きながら、
ふと思い浮かんだフレーズを幾つか書き留めた。
それが歌になるのか、
小説のセリフになるのか、
エッセイのネタになるのかは分からない。
でも…
行き帰りをただ行き帰りする行為だけに完結させるのは凄くモッタイナイ。
その間に出会う景色や人々との物語の欠片が…
輝く時を待って地面に散らばっているかもしれない。
物語の種が芽吹くのを待って大地の中で眠っているかもしれない。
そうした種や欠片を拾い集めてカバンの中に詰め込んだり…
スマホ・タブレットのメモリに刻み込んで彩っていくのが、
楽しいんじゃないかと思う。
どんな種が芽吹くのかは分からない。
小さな欠片でもキラキラとしたものがあれば忘れないように記録しておくのだ。
そうしたキラキラが僕を幾度も助けてくれた。
そうしたものにそうした場所に一瞬でも多く立ち会うのが、
私のライフワークなのではないかと思い始めている。
きっと今日も…
この金山に夢を叶える為に…
ウタウタイはそれぞれの楽器に声で歌いに来るだろう。
彼ら彼女らが歌う唄に、
勇気づけられ、
涙し、
笑い、
拍手し、
また明日もここに来て彼らの頑張る姿を目に焼き付けようと思う。
そうした事を続ける為にも僕は今日も金山で働き続けるのだ。