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【インターン生report】EMANONインターン振り返り

こんにちは!EMANONでインターンしていた、みうみうです!
初めて1ヶ月も実家を離れての生活。とっても充実したあっという間の1ヶ月間でした!

この記事では、EMANONのインターンを通して学んだことや感じたことを書いていこうと思います。

”no name”なEMANON

カフェとしても高校生の居場所としても機能しているEMANON。
今まで若者の居場所や活動支援として機能している場をいくつか見て来ましたが、EMANONのように入り口がカフェであるという面白い仕組みを持っている場は初めてで、インターン前から、カフェであるということがどんな機能をしているのだろう、とわくわくしていました。

インターンを始めて、カフェの運営にも関わってみて、カフェが入り口であることの面白さ、EMANONが”no name”である理由を実感しました。
EMANONは、カフェであると同時に高校生の探究活動や進路を応援する場でもあります。そこで、カフェを入り口としてワンクッション挟むことでEMANONの使い道が広がると感じました。カフェ利用としての空間、勉強スペースとしての居場所、探究等の相談や実践ができる場。このようにEMANONとの距離感を自分で選択でき、それぞれが好きなようにEMANONという居場所を利用することができる。
だからEMANONは”no name”な居場所であるのだ、と感じました。

カフェが入り口であることの他にもう一つ、”no name”な理由があると感じました。
それは、イベントをたくさん打ち出しているということです。カフェという空間の中で、イベントを通して英語が飛び交ったり、映画を見たり、アートに触れたり。このように変幻自在で何でもできる空間となることも、”no name”を象徴している理由の一つだと思いました。

制服を魔改造したイベント

高校生の“やってみたい”

また、イベントやボランティア活動をたくさん打ち出すことは、高校生にとって大切な機会だとも感じます。
私のEMANONインターンの目標の一つに、高校生のやってみたい、の引き出し方を学ぶというものがありました。

ここで少し私の高校時代の話をすると、私が高校生の時、まちづくりプロジェクトに参加し、大学生や地域の大人とお話ししたり、イベントを企画したりしました。そこでは、学校や家庭の枠にいるだけでは無かったつながりや出会いがありました。そして、普段友人や家族といるだけでは気づかないような、地域で活躍するキラキラした大学生や大人の姿を見て、「私もこんなキラキラした人になりたい」「まちづくりに関わりたい」と思えるようになりました。このプロジェクトで、地域の人と関わったり様々なイベントに触れたことで世界が広がり、自分がやってみたいこと、を思い描けるようになりました。

EMANONには、高校生がスタッフや地域の人と交流したり多種多様なイベントに触れたりする機会がたくさんありました。学校でも家庭でもない枠で、話せる人がいて、イベント通してたくさんの選択肢の中から興味のあるものに自由に参加できる。このような、端からみれば非日常な風景が、EMANONに来る高校生にとっては日常に溶け込んでいる。その近しい関係があるからこそ、やってみたいを引き出すことができるのかな、と感じました。

私の高校時代やまちづくりについて話すイベントをしました

これから

1ヶ月間のEMANONインターンを通して、高校生との関わり方、伴走の仕方などなど、本当に多くの学びがありました。
1ヶ月、たくさんの思い出や印象に残る場面がありますが、特に嬉しかったのは、ラスト1週間です。

インターン最後の週、特に関わる機会の多かった高校生が、何人か挨拶に来てくれました。ラスト1週、毎日会いに来てくれた高校生もいました。
「ありがとうございました」「また来てください」。
1ヶ月の中で私を認知してくれて、感謝を述べてくれる高校生がいることが本当に嬉しかったです。

やりたいことがないと思っている高校生の、やりたいを引き出すには近しい関係と信頼が必要だと学びました。
これから、地元でやっている団体にEMANONで学んだことを持ち帰り、他のユースセンターもたくさん巡ってもっと学びを深めていきたいです!
高校生一人一人の興味関心を引き出す選択肢をたくさん散りばめ、信頼関係を築くことができるように、私自身も常にアンテナを張って様々なことに興味を持ち仲良くなって、また会いたい、と思ってもらえるような人になります。

最終日にシェフがつくってくれたぱっかーんオムライス


宇都宮から白河は、毎日通学している学科の友人がいるくらい、意外に近いので、EMANONにはこれからもちょいちょい遊びにいきます!

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