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現代中国性愛事情 事始め 北京 1

今年、11月から12月、四年ぶりに中国を訪れる。
北京により行先を決める戦略ではあったが、当初から海南島、三亜の友人に会う事は外せない。

他の土地に寄る事も考えたが11月の北京は凍りつく寒さだ。その北京独特の大陸性寒気にあてられて、結局、冬でも海水浴の出来る亜熱帯、三亜に寄り道せずに行ったのだが、、、
何回かに分けて書かなければ意を尽くせない。
これから徐々に旅の記憶を綴って行こうと思う。

さて、私の事だから中国性愛事情が軸となる可能性はやむおえないだろう。

北京首都国際空港から降りて予約したホテルにチェックイン。四年前と同じホテルである。
四年前、やはり11月、凍える寒気の中夜11時にチェックインした時は所謂、女衒の女達が早速声をかけてきた。

今回は夜7時頃にチェックインしたが、女衒の女達はいない。少しホテルで休んでから疲労した体で煙草を買うついでに近くの食堂で夕食をとりホテルへ戻ろうとしたところ、新顔の女衒の女性が声をかけてきた。

-女の子どう?-
携帯で写真を見せる。それから雑談が始まる。

-商売どうだい?-

-まあまあ、かな。-

女衒の女達は陽気だ。

それよりこの娘はどう?

いや、今日はへとへとに疲れてるんだ。
明日にしないか?

-それじゃあこれ名刺-

-おぅ。
明日いるだろう-

-同じ時間にここで待ってる。-

翌日。
夕飯を済ませてホテルに戻る。昨日の女衒の女達が声をかけて来る前に他の女衒の女達が声をかけて来るが、彼女達は昨日の女達とは同業、顔見知りだ。
直ぐに昨日の女達が来る。女達に囲まれながら雑談が始まる。

昨日の女達の彩雲という女が若い女で23歳の女はどうか、と携帯を取り出しながらエロティックな動画を俺に見せたりしてやり取りが始まった。
冗談まじりに俺の下半身に手を突っ込んで来たり

そうやって女達も楽しんでいるのだ。

これが面白いのだ。楽しく商売する術を知っている。そして俺は楽しく中国を学ぶ。

結局、その日はその彩雲という女が呼んだ20代の女の子と性愛を交わす。

さてその彩雲という女衒の女と彼女を取り巻く関係が今回の北京では面白い事になって行く。

続くー


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