【新卒2年目社員に聞いてみた!】関組入社1年目はどうだった??
こんにちは!関組港湾事業部、越前営業所です。今回は新卒2年目の期待の若手社員にインタビューして、関組入社からの1年を振り返ってもらっていました!
自己紹介
福井県内の工業高校を卒業後、2022年4月に株式会社関組入社。入社後は土木部にて、トンネル工事の現場、舗装工事の現場を経験。2023年5月から、港湾事業部に所属。
入社前後のギャップは? ~3Kといわれる建設業界。関組の働き方は~
入社時は、建設業界と聞いて多くの人がイメージする、 ”3K”(汚い、危険、きつい) を覚悟して入社しました。ただ、入社後はいい意味でのギャップを感じました。
”汚い”について
運動部経験者やアウトドアが好きな方であれば、あまり抵抗を感じることはない程度だと思っています。確かに汚れる作業もありますが、ほとんどは自分の不注意が原因です。事前に注意を払って作業すれば、ひどく汚れることはありません。
”危険”について
上司や先輩から無理強いされるような仕事はありません。高所や危険な場所での作業に関しても、先輩からは「少しでも怖かったら無理せんでいいからな」と声を掛けられます。事故を起こすと地域の方や関係者の信用を失い、次の仕事の獲得が難しくなってしまうため、危険な現場では現場が一丸となって、特に慎重に作業を進めています。
”きつい”について
現場での作業は天候と密接に関わります。暑い日も寒い日もありますが、休憩回数や時間を調整するなどの対策が行われます。休みが取れずきついということはありませんし、平日の残業もほとんどありません。
これらの3Kは、現場での安全管理を徹底することや、自身の心がけによって、回避できるものだと思っています。
1年目でどんな現場を経験した?
土木部:白粟トンネル工事にて
入社して初めて配属になったのが、白粟トンネルの工事現場でした。全長613m、幅9mのトンネルで、当時はすべてのスケールの大きさに圧倒されたのを覚えています。
トンネル最先端部(切羽)を発破掘削する際の、防音扉越しでの振動や爆破音や、タイヤ径が自分の身長よりも大きい重ダンプが走行しているところなど、トンネルの現場でしか味わえない貴重な経験ができて、自分にとって大きな財産になったと思います。
現場ではハッカーと呼ばれる道具を使って、覆工コンクリートで使用する鉄筋と鉄筋の交差部分を結束線で固定する作業や、現場監督の補助業務を担当していました。1年目でわからないことが多く大変でしたが、仕事熱心な見習うべき先輩との出会いもあり、学びが多い充実した現場でした。
土木部:舗装工事にて
7月から舗装の現場に異動しました。夏の舗装現場はとにかく暑かったです(笑)。プラントから出荷されたアスファルト合材の現場到着温度は約150℃。そんな高温のアスファルト合材を敷均す舗装作業は、想像以上に暑くて大変でした。その分、休憩時間に飲む冷えたジュースは、格別においしかったのを覚えています(笑)。
現場では、機械施工が出来ない狭い箇所をスコップやレーキを使って舗装作業を行う傍ら、監督業務も手伝っていました。トンネル工事の現場で経験できなかった、施工管理業務や書類作成(出来形展開図)の経験を積めたことで、現場での当事者意識が芽生えた気がしています。
暑さで大変だった思い出が多い舗装現場ですが、大変だった分、やりがいもありました。暑さの中でもテキパキと仕事する先輩に負けないように、集中して作業に取り組んだ経験は、自分の中で自信になっています。
2年目の抱負は?
今年の10月に、2級土木(実地)を受験予定なので、1発合格を目指して頑張りたいと思っています。港湾事業部に異動して間もないため、まだ慣れないことが多いですが、少しでも早く仕事を覚えたいと思っています。
土木部で学んだことを活かして、港湾事業部でも頑張ります!
noteをご覧いただいている皆さまにむけて
関組の港湾事業部は、県内最大級のクレーン船(起重機船)の他に、複数の工事用船舶を保有する、港湾工事のプロフェッショナル集団です。自然災害から人々の生活を守るよう、これからも技術と信用の向上に全力を注いでいきます!
終わりに
株式会社関組は、昭和10年(1935)の創業以来、地域社会の発展に貢献するために社業を通じて技術と経験を積み重ねてきました。今後より一層、地域社会の発展に貢献すべく、邁進していきます。
引き続き、「関組」をウォッチいただけると嬉しいです!
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