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きのこのーと#124

こんばんはきのこです。

実は映画用のXアカウント作成しまして、運用できるかはわかりませんが、色々と呟いていこうと思います。

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それでは今週も映画紹介いきます。

映画

『君の忘れ方』

出演 : 坂東龍汰、西野七瀬、円井わん、小久保寿人、森優作、秋本奈緒美、津田寛治、岡田義徳、風間杜夫、南果歩

監督・脚本 : 作道雄

Story
森下昴は付き合って3年が経つ恋人である美紀との結婚を間近に控えていたが、ある日、彼女は交通事故で亡くなってしまう。

言葉にならない苦悩と悲しみで茫然自失の日々を過ごす中、母・洋子に促され、久々に故郷の岐阜へと帰省する。

洋子もまた、不慮の事故で夫を亡くし、未だに心に傷を抱えていた。

悲しみは癒えないと思っていたが、ある不思議な体験を通して、昴は美紀の死と向き合っていくようになる。


愛する人の死とグリーフケアがテーマに描かれた作品だが、暗くなりすぎないようにうまく調整されている。

結婚式の準備までしてるところだった昴の婚約者である美紀。
その最中の事故死。

自分だったら愛する人の死をどのように受け止めるのか、深く考えさせられる作品。

同じく最愛の人を亡くした男、池内と出会ってから昴の様子が変わっていくところや、美紀の死をどう捉えていけばいいか葛藤するようなシーン、忘れて辛さから抜け出したい思いと忘れたくない思いが入り交じり、正解を見つけられない様子。

演出的にそのように描かれている部分もあるが、どのシーンにもいないはずの美紀が存在している印象を受けた。

最後の美紀の声は昴を救ってくれたんだと思いたい。

そして、ドラマ「ライオンの隠れ家」で共演した森優作とのシーンはドラマが良かったのもあり、なんだか少し嬉しかった。

南果歩さんの演技には終始心を揺さぶられる。
劇中で昴が帰省するシーンがあるが、確か出身がどこと表されるカットはなかったと思う。
それでもここが岐阜なんだとすぐに分かる岐阜弁も見事。地方的には飛騨あたりなんじゃないだろうか。

福岡や大阪ほど有名な方言ではないが「〜やよ」など特徴的な語尾でそれを分からせる。

温かみも感じる方言で昴も少し救われたところがあるんじゃないだろうか。
この方言を使ったセリフを入れるためのキャスティングや舞台なのではないかと思うほどピッタリでした。

あなたも大切な人のことを想いながらご覧になってはいかがでしょうか。

君の忘れ方

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