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きのこのーと#115
こんばんは
なんか最近特になんですが、こんなに値上げしているマックに金落としたくないみたいな抵抗があるんですけど、ダブルチーズバーガーうまいから誘惑に負けてしまいますよね。
近々ファスティングしてまた頑張って体重減らそうと思ってるので今はお許しください。
値上げと言えば今回の選挙今までとなんか違う気がするんですけどなんかあるんですか?消費税減税したらいいのにとは思ってましたけど廃止してくれるんならより良いですよね。
景気が悪い時に消費税上げたらいけないって言ってる人がいますけど普通に当たり前のこと言ってるだけで、その当たり前ができてない現状がおかしいんですけどね。
消費税廃止されたら車買おうかな。リースで良いと思ってましたけど家とかも家賃じゃなくてローン組んでもいいかなって気持ちになりますよね。
デフレに立ち向かいながら僕は今日も映画を見るのです。
今週はまた久々に星5作品(個人の感想です)を見てきたので紹介していきます。
映画
『若き見知らぬ者たち』
出演 : 磯村勇斗、岸井ゆきの、福山翔大、染谷将太、伊島空、長井短、東龍之介、松田航輝尾上寛之、カトウシンスケ、ファビオ・ハラダ、大鷹明良、滝藤賢一、豊原功補、霧島れいか、他
脚本・監督 : 内山拓也
Story
風間彩人は、亡くなった父の借金を返済し、難病を患う母、麻美の介護をしながら、昼は工事現場、夜は両親が開いたカラオケバーで働いている。
彩人の弟・壮平も同居し、同じく、借金返済と介護を担いながら、父の背を追って始めた総合格闘技の選手として日々練習に明け暮れている。
息の詰まるような生活に蝕まれながらも、彩人は恋人の日向との小さな幸せを掴みたいと考えている。しかし、彩人の親友の大和の結婚を祝う、つつましくも幸せな宴会の夜、彼らのささやかな日常は、思いもよらない暴力によって奪われてしまう。
どハマり映画でした。
こういう良い映画って何故か上映館数少ないんですよね。ただ僕の好みな映画がそういう映画なだけかもしれないんですが…。
彩人は父の借金と母の介護のため自分の人生をたくさん犠牲にしてきたんだと思います。
弟が総合格闘技の選手として日々頑張って練習や身体作りをしている姿を見てそれを応援している良い兄。
警察の異様な職質から見知らぬ人を庇ってあげる優しさも持ち合わせていたり、両親想いである様子がいたるところに見受けられます。
彩人の心を保ってた恋人日向との些細な幸せ、そんな彩人の日常が何故奪われなればいけなかったのか、この社会で生きるやるせなさや世の中から無視されているような疎外感を感じながら見ていました。
でも彩人の周りの人物がずっと彩人の事を考えていて、「いた」って言うのは「いる」と「いない」の間のような表現ですけど限りなくいるに近いものだと感じましたね。
壮平も日向も他の登場人物もみんな何かを抱えて生きていてそれを僅かなシーンでちゃんと伝える描写力も素晴らしいなと思いました。
壮平の総合格闘技の試合当日、1度しか見てないので違ったら申し訳ないんですけど入場から3ラウンド1カットで撮影しててマジで凄かったです。鳥肌でした。
彩人は試合を見れなかったけどきっと壮平は見てほしかっただろうな。
思い出すだけで涙が込み上げてきます。
映画としてフィクションを見ているようですが、明日の自分が彩人になっていてもおかしくないですし、そうなった時自分はどうするのか考えさせられる作品でもありました。
考える余白のあるのある映画は好きですね。
役者陣も演技に余白があったほうが表現の幅が広がってやり甲斐があるという文を見ました。
画面の隅々に説明はないものの丁寧な演出がされているのも見どころです。
できればもう1回見直したいなぁ。
みなさまも是非ご覧ください。
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音楽
まとめ
また素晴らしい作品と出会えました。
やっぱり自分もこんな作品を作ってみたいですね。
次回の更新は11/1を予定しております