きのこのーと#114
どーも、こんばんは。
なんか最近映画館への足が重くなってる気がするんですよね。気のせいかもしれませんが笑
見たい作品結構あって今日のnoteもほんとはその中から書くつもりだったんですが、見れなかったのと配信で好みの作品見たのでそちらを紹介します。
映画
『サイドバイサイド〜隣にいる人〜』
出演 : 坂口健太郎、齋藤飛鳥、浅香航大、磯村アメリ、市川実日子、他
脚本・監督 : 伊藤ちひろ
Story
目の前に存在しない“誰かの想い”が見える青年・未山。その不思議な力で身体の不調に悩む人や、トラウマを抱えた人を癒やし、周囲と寄り添いながら、恋人で看護師の詩織とその娘・美々と静かに暮らしていた。
そんな彼はある日、自らの”隣”に謎の男が見え始める。これまで体感してきたものとは異質なその想いをたどり、遠く離れた東京に行きついた未山。ミュージシャンとして活躍していたその男は、未山に対して抱えていた特別な感情を明かし、更には元恋人の莉子との間に起きたある事件の顛末を語る。 未山は彼を介し、その事件以来一度も会うことがなかった莉子と再会。自らが置き去りにしてきた過去と向き合うことになる・・・。
やがて紐解かれていく、未山の秘密。
彼は一体、どこから来た何者なのか?
あなたは彼に出会い、彼を知り、彼を想う。
公開当時劇場いこうと思ったんですが近場だとTOHO系列しかなくて日程が合わず断念した作品だったため楽しみでした。
主に人の想いが見えるという主人公の未山が自身の過去と向き合うところがメインのお話なんですが、映画全体を通して暖かく静かで、癒されるヒーリングムービーとでも言うような印象を受けました。
途中から複雑な関係になっていくのですが莉子が少しずつ明るくなっていくところは心が洗われていくようでした。
クリィミーマミも意図があるのだとしたら気になりますが美々をあの役どころにするために必要だったのでしょうか
美々のセリフが1つ1つ意外と重要で最終的にはモヤっと終わるんですが想像力で自分なりに補っていくような抽象的な作品で好きでしたね。
自分が過去に置いてきた魂をそっとすくい上げ向き合っていく。誰しもが経験していたりこれからしていくことなんじゃないでしょうか。
きっと僕の隣にもあなたの隣にもいると思います。隣にいる人を大切にできるようにしたいです。
色使いやカメラワークなどもかなり好みで素敵な映画でした。
そして坂口健太郎がめちゃめちゃハマり役で解釈ド一致なんですが実は監督が坂口健太郎をイメージして作った作品だそうで、納得しました。
美しい世界観で描かれる物語。自分の中にいる未山を思い浮かべながら是非ご覧ください。
音楽
まとめ
今週もありがとうございました。
次回の更新は10/25を予定しております