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きのこのーと#99

こんばんは0:00のきのこです

5月は映画が豊作ですね。
noteに書きたい映画がたくさんありますが上映が早く終わりそうなのから紹介します。

なんか気分的にはもう6月なんですけど6月公開作品も多いので楽しみです。今週末の公開作品も多いですね。4,5本見たいのあります。

では今週も映画紹介にいきます

映画

『湖の女たち』

出演 : 福士蒼汰、松本まりか、福地桃子、近藤芳正、平田満、根岸季衣、菅原大吉、財前直見、三田佳子、浅野忠信、他

原作 : 吉田修一
監督 : 大森立嗣

100歳の寝たきり老人が殺された。
誰が、何のために?現在と過去一湖に葬られた恐るべき記憶とは。

事件の捜査にあたった西湖署の若手刑事・圭介とベテランの伊佐美は、施設の中から容疑者を挙げ、執拗な取り調べを行なっていく。

その陰で、圭介は取り調べで出会った介護士・佳代への歪んだ支配欲を抱いていく。
一方、事件を追う週刊誌記者・池田は、この殺人事件と署が隠蔽してきたある薬害事件に関係があることを突き止めていくが、捜査の先に浮かび上がったのは過去から隠蔽されてきた恐るべき真実…。

それは、我々の想像を超えた過去の闇を引き摺り出す。そして、後戻りできない欲望に目覚めてしまった、刑事の男と容疑者の女の行方とは。

という内容なんですが、最初なんかエロい映画なんかな?って見てたんですよ。

そしたら色々と起きてサスペンスかな?とか刑事モノかな?とか考えるんですが話が色んな方向に飛んで全部のシーンが全然意味わからなかったんですよね。

警察の違法な取り調べと自白の強要や、薬害事件の隠蔽と731部隊との関連性、老人を害悪と言う中学生と様々なエピソードを詰め込み支離滅裂なシーンが多くて最後まで解決しない

後半色々と繋がってきたりこの作品が伝えたいことを理解していくうちにグングン引き込まれていきました。

このシーンがなかったらこのシーンの見方が全然違っただろうなという展開の作り方をしていて、意味があったりなかったり観客を大きく揺さぶってくる作品でしたね。

小説が原作との事でしたが映画に起こす際はかなり難しかったんじゃないかと思うような映画でした。

過去と現在が重なり、答えがでなくても見えてくるものがあったりと、人の醜さ、愚かさ、美しさを浴びるようで、素晴らしかったと思います。

暗いシーンで視界が真っ暗になるのとか劇場でしか味わえないのも映画の醍醐味かと思いますので興味があれば是非ご覧ください。

湖の女たち

音楽

まとめ

いかがでしたでしょうか。
色々な要素てんこ盛りなすごい映画でしたね。

次回の更新は5/31を予定しております

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