きのこのーと#4
こんばんはきのこです。
先週は思いのほか書きたいことをまとめられなかったので、今週こそはたくさん書きたいと思い、いつもより早めに書き始めています。
文字数とかは気にせず好きなことを書こうと思ってるのですが、右下に文字数が表示されると、どうしても何文字以上書こうという目標みたいなものが生まれてしまいます。
先週は確か4000字くらいだったかな?
今週は正直言って5000字超えると思います。とか言って短いかったらウケる
なんか、今まで3回note書いてきたんですが、思ってた以上に多くの人が見てくれてて、面白いと言ってもらえることがあり嬉しかったです。
中には読んでるようで読んでない方もいましたが笑
僕は見た作品の中でも自分なりにオススメできるものしか紹介してないため、人によっては合わない方もいるかもしれませんが、どれも是非観てほしい作品ばかりですので、紹介してる作品を見てもらえるのが1番嬉しいです。
今週の出来事
普段日曜に行かないんですが、クーポンあったので映画館行ってきました。
世間はまだゴールデンウィーク?10連休?だったので、やっぱり人がいっぱいいましたね。
阿部サダヲ主演「死刑にいたる病」を見ました。そう、見たかったやつなんです。
阿部サダヲ演じる榛村大和(はいむらやまと)が24人の殺人容疑で逮捕され、9件が立件されたが1件の事件を冤罪と主張し、岡田健史演じる筧井雅也(かけいまさや)がその事件にどう関わってくるかという、ざっくり言うとこんな話です。
個人的には岡田健史くん主演っぽいなと思いました。W主演なのかな?
劇場や配信などで見たい方もいると思うし、むしろ見てほしいので中身についてはあまり詳しく話しませんが、サイコホラー映画として、傑作でした。
監督は「虎狼の血」「ひとよ」「日本で一番悪い奴ら」「凶悪」など、ハードめな邦画を多くやっている白石和彌監督。
(結構有名なので、知ってる方も多いと思います。)
サスペンスものを見てると結構犯人予想をしてしまうのですが、今回も序盤から予想してたんですよ。でも、裏切られました。まんまとハマったなぁ…。ミスリードが多く二転三転して、騙されました。
でも、やっぱりこちらの予想通りじゃおもしろくないんですよ。裏切って、それを越えたエンディングじゃないと!それをしっかりやってくれてる作品でした。
てか、阿部サダヲは自在に目から光を消せるの?なんであんな狂気の目ができるのか…。照明とかの技術なのかもしれませんが、コミカルな役を演じる時とは180度違った演技でした。
僕こうやって文字を打ってるのですが、活字を読むのが苦手なほうで、小説とか新聞とか全然読めないんですよ。仕事でも脚本や台本を読むのができなくて(いまのとこ支障ないんですが笑)、だから原作とかも読めてなくて、原作との違いなどあったりしてもわからないんですが、映像として素晴らしい作品だと思いました。
やっぱり原作あっての映像化ではあるんですが、映画やMVなどの映像作品が好きな僕としては、こういう作品を生み出してくれるのは本当にありがたいです。
小説の表紙やタイトルが気になっても読むことがなかなかできないので映画になると隅々まで観てしまいます。
映像化したら観てみたい作品で、住野よる先生の「また、同じ夢を見ていた」という作品があって、何年も前から気になってるんですが、読んだ方いるかな?
なんとなくですが表紙やタイトルの引き寄せ具合、そして、前作の「君の膵臓をたべたい」はアニメも実写も見たんですが、とても良かったので気になっています。
もし、知っている方がいたら感想など聞いて見たいです。映像化もしてくれたら嬉しいな。(自分が活字読めるようになればいい話)
白石和彌監督の映画では、アーティストが主題歌を歌ったりということがないので、今回表題曲など紹介はないですが、先週末に配信されたばかりの曲でかなりグッとくる曲があったので、紹介します。
あたらよ「青を掬う」
あたらよというグループは僕も半年くらい前に知った4人組のバンドなんですが、バンドのコンセプトが「悲しみを食べて育つバンド」という悲しみから生まれた曲を多く出してるバンドです。
バンド名のあたらよというのは
明けるのが惜しいほど美しい夜
という意味の可惜夜(あたらよ)からきてるそうです。
こういうコンセプトだけでもうなんかグッときちゃう単純脳なんですが、曲を聞いてみたらやっぱり好きでした。
1番有名なのは「10月無口な君を忘れる」ですかね?初のオリジナル楽曲でYouTubeも結構再生されてるのでもしかしたら知ってる方も多いかもしれません。
今回紹介したいのは「青を掬う」という新曲です。掬うで''すくう''と読みます。
僕はこの曲のMVを見た時に3人の女子高生が出ていて、この子達が大人になった時、思い出すのはこのMVで描かれているような情景なんだろうなと思いました。
もちろんそれぞれの役で出演されてる方々ですが、実際フィクションと言えないような内容なので、勝手に感情移入して見ていました。
設定はスマホなども使っているので現代なのですが、どこか一昔前を感じられるようなフィルムカメラや4:3の画角がより一層MVを美しく演出してると感じました。
歌詞から春が過ぎて夏になる前くらいだと思いましたがMV内の学校からのプリントをよく見たら令和2年6月と書いてありましたね。
コロナのような架空の感染症により修学旅行が中止になってしまって、高校生にとって友達と行く修学旅行って一生の思い出にもなるので中止はやっぱ悲しいですよね。
僕も高校の頃、バスケ部で1年のうち350日くらい部活でつらかったイメージですが、振り返ってみると今もたまに会う友人は同学年の部員だった人達しかいないので、あの時間は大切な時間だったんだと改めて感じられました。
MV内での女子高生達も将来再会した時に「修学旅行中止になって、ノリで海行ったよね」とか振り返れるんだろうなぁと想像しながら見ていました。
セルフライナーノーツにもありますが、思い出は時に美化されるもの、何気ない日常がふと思い出され心を奪われる瞬間がある。記憶の中で綺麗に光るという部分にとても共感しました。
タイトルが青を掬うなのに空が全編曇っているのは、やっぱり意図があるんだと思っていて、梅雨の時期というのもありますが、歌詞から読み取ったのは、
過ぎていく今のこの時間へ、さよならという気持ちがあって、そのさよならという悲しみが空に溶けている様子を表しているのかなと解釈しました。
青が大事な曲のMVで曇り空なのって撮影日が曇ってたからしょうがなくとかじゃ絶対ないはずなので、演出なんだと思っています。
僕も、今ではこんな青い時間は送れないだろうけど、これから起こる一瞬一瞬が空に溶けた頃にまた掬えるようになりたい、掬いたいと思える一瞬にしたい、そう思います。
今週は他にも現在六本木の森アーツセンターで開催中のアベンジャーズ展に行ってきました。
それぞれのヒーロー単体作品ももちろん好きですが、アベンジャーズはヒーローが集結しているので、好きなヒーロー同士のやり取りなどが、見れるのが嬉しいです。
今回主に展示されているのは、アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ハルク、ブラックパンサー、キャプテンマーベル、ブラック・ウィドウ、ホークアイ、マイティ・ソー、スカーレット・ウィッチでした。
僕の好きなMCU版スパイダーマンは展示されてませんでした。シビルウォーや、エンドゲームで出演しているのに何故…と思いましたが、それ以上に他の展示が迫力あったので見応えは十分でした。
一応映画としてのアベンジャーズはエンドゲームで終わってしまっていて、今後新ヒーローを含めたメンバーでまたアベンジャーズシリーズをやるのかはわかっていないですが、また何らかの形で彼らを見ることができたら嬉しいです。
館内全部で撮影可能ですので、興味がある方は是非行ってみてください。
そして、何度も言ってしまうのですが映画も是非観てほしいです。
映画
さっき今週見た映画の話をしてしまったので、過去に見た作品を紹介させてください。
さっきの死刑にいたる病とジャンルは似てしまいますが、「見えない目撃者」という作品があって、吉岡里帆主演の作品です。
この作品は事故で盲目となってしまった元女性警官の浜中なつめがある事件に遭遇し、視覚以外の感覚を頼りに事件を解決しようとする作品です。
個人的には死刑にいたる病よりもハードな内容だったと記憶しています。
本当に目が見えていないんじゃないかと思うような、演技と犯人との攻防、どのシーンも目が離せませんでした。
警察にも相談をしていたが、盲目ということを理由に話を聞き入れてもらえないことや、警察側の対応の不十分さに、半ば怒りを覚えつつも、少しずつ犯人へ近づいていくストーリーに僕は引き込まれました。
刑事役の大倉孝二さんめちゃくちゃ好きなんですけど、この作品でも刑事役で出演されていて、最高でした。田口トモロヲさんもそのバディ役での出演で、名バイプレイヤーである2人がこの作品を底から支えてくれている感じがして、安心感がすごいです。
映画のキャッチっていくつかついていて、この作品にも''五感を震撼させるノンストップスリラー''というキャッチがついていたのですが、まさにそんな感じでした。
どの映画でもキャッチがついていますが、そのキャッチで、映画の興収が大きく変わったりするので、気になった映画はキャッチもしっかり見るようにしています。
それにしてもサスペンスもので、この作品を超えるものにまだ出会ってない気さえします。
僕は配信で見たのですが、この作品こそ映画館で見たかったなと思いました。
映画館でたくさん映画を見ていますが、映画館で見れなくて悔しい作品も数多くあるので、後悔しないよう少しでも気になったら映画館に行くようにします…。
よければ各配信サイトでも配信中ですので、見てみてください。
美味しかったもの
今週食べて美味しかったものの話をさせてください。二郎なんですけど…
笑
今回は荻窪店に行ってきました。
久しぶりの二郎で並んでる時から脳汁が溢れていました。
いつも荻窪店では通常のラーメンと半熟卵を注文します。トッピングはヤサイアブラで、仕事の合間だったので、ニンニクはなしにしときました。
カウンターにドンッと出されたラーメンはテッカテカに光っていてこの世の宝と見間違うほどです。
荻窪店ではスタンダードでチャーシューの大きさが尋常じゃなくデカい。
豚マシしたらどうなっちゃうのこれ…。
(まだしたことないです)
店内の他のお客さんは生卵を注文してる方も多いのですが、僕は食わず嫌いというか嫌煙してしまっていてまだ挑戦したことないんですよね。
すき焼きみたいに付けて食べてる方が多いので普通に食べるより美味しいのかな?と興味はありつつもまだ食べれていないので、いつかその食べ方もやってみたいと思っています。
今回のラーメンは久々だったからかスープも甘く感じてスイーツを食べにきてる感覚でした。
もちろん二郎以外のラーメンも死ぬほど美味いんですけど二郎は何故か脳が中毒起こす味なんですよね。絶対何かヤバいもの入ってるんだと思う。
半分以上食べ終わったところで、荻窪店で置いてあるゆずのタレを入れてみました。
通常カウンターに置いてある七味・胡椒・ラーメンタレとは別に置いてあるタレがあるんですよ。
ラー油とゆずともう1つお酢だったかな?
僕は今回ゆずを入れて味変するとそうめんでも食べているかのようなサッパリ感で、これはハマるな…と。確信しました。
そして毎回思うのですが、荻窪店で食べると必ず手がベットベトになるのはなんでなんだ…。器が油まみれなのかな笑
僕がよく行く二郎の中では荻窪店が1番空いてるので時間がギリギリでも寄り道して行ってしまうほどです。
また近いうちに行きたいと思います。
まとめ
今週もご覧頂きありがとうございました。
書くのは楽しいのですが、なかなか時間が取れず、考えをまとめるのが大変ですね。
やってみてわかることもあるので、こうしたほうがいいという所は常に改善していければと思っています。
漫画・アニメ・映画・音楽などエンターテインメントと呼ばれる分野はネタが尽きないので、ほんとにいくらでも話せますね。
こうやって、インプットしたものを少しでも放出する場を設けられたのは本当によかったと思います。
一時期、僕はたくさん映画を見たりしてインプットするだけして、何の役に立つのかと思う時期もありましたが、エンターテインメントという分野の必要性を問うた時、人々の仕事や家事、育児など日常からの解放の役割を果たしているのではないかと考えています。
誰しもが、娯楽として色んな作品に触れたりすると思います。その1つでも誰かの大切な思い出になったりすれば、この世にエンターテインメントが存在する意義があると思います。
これからも色んな人が、それぞれの分野で、作品を生み出していくことを僕は楽しみにしています。
これからは食わず嫌いしている分野にも触れる機会を作っていきたいなぁ。
では、また次回
次回の更新はまた来週の金曜5/20です。