フシギバナデッキ
ポケポケが配信されて約2週間、ほとんどの時間をフシギバナと過ごしました。初めてのポケカを支えてくれたフシギバナデッキの紹介になります。
体感としてフシギバナデッキは弱いデッキではないですが、強いデッキという訳でもないです。強さで言えばピカチュウやスターミー、ミュウツー、リザードンが今の環境の四天王でしょう。
そんな環境でも使い続けるフシギバナデッキの良さや使い心地の紹介になります。最後には一番オススメのデッキでの勝率も書いてます。
自分に合ったフシギバナデッキを見つけましょう!
ちなみに紙の方のポケカはやったことはないです。
フシギバナexデッキ
・まず、フシギバナデッキとはフシギバナexを中心としたデッキです。
前提として、2進化ポケモンであり手札に引き込み、進化させないといけません。現環境でピカチュウexやスターミーexが強いのはこの事故が少ないからです。(どちらのデッキも触ったことがないので使った側の悩みは知らないですが)
・進化するまでもフシギダネが攻撃に2エネルギー、フシギソウが3エネルギーを必要とする遅いカードです。バトル場であればフシギバナになるまで技を受け続けることになるのでベンチでフシギダネを育てることになります。2進化のexであるカメックス、ゲンガー、カイリキーは、たねポケモンの時から1エネルギーで攻撃に参加することができます。ヒトカゲは攻撃する時にエネルギーをトラッシュする必要があるので、同じ悩みを抱えていると言えます。(こいつにはファイヤーexという親友がいますが)
・フシギバナのメインウェポンであるジャイアントブルームは100ダメージを与え自分は30回復することができます。草タイプのサポートであるエリカでも50回復することができるのでかなりしぶといカードですが、それでも高火力で技を受け続けると倒されてしまいます。
・ジャイアントブルームは4エネルギー必要であり、リザードンexやミュウツーexのようにエネルギーを増やす手段が欲しいです。
幸い、草タイプには攻撃時にエネルギーを増やすドレディアがおり、レアリティが低いこともあり、このカードを合わせて使うデッキが一番敷居の低いフシギバナ入門デッキになります。ただし、ドレディアは1進化、2エネルギーなので使いづらいです。
・個人的にはエネルギーを増やすという手段を諦め、1進化、1エネルギーのカードを壁として使うことをお勧めします。
・特に同じ草タイプのナッシーexはHPも高く、ダメージも40あるいは80あるので攻防一体のカードになります。HPが高いため、攻撃を耐えエリカで回復をすることでフシギバナまで育てる時間を稼ぐことができます。(ただ出来ればエリカはフシギバナに使いたい)
・コイントスで表がでれば80ダメージを出せるので序盤から攻めることができるカードになります。ただし、裏がでれば40ダメージであり、この40は決して強くないです。相手が進化してより大きなダメージが出してくるようになれば、40ダメージではダメージレースに負けます。とはいえ、相手は常に80ダメージを考慮しなければならないので圧のあるカードに違いありません。
・この運の要素も含めて、ナッシーexは最速のフシギバナexデッキです。一回のバトルの時間を短くしたい人、コイントスに強い人にオススメです。
でも私コイントス弱い。
一番のオススメはマタドガスです。
特性による毒の付与。高いHP、1エネルギーで攻撃ができる、専用のサポートで手札に戻せる。うーん優秀。耐久で言えばナッシーexに劣りますが、exではないのでマタドガスが2体倒されても良いと思えば、総HPは220であり、キョウで手札に戻せば更に頑丈なポケモンと言えます。そしてこの高い耐久が特性の毒によりターンを経過すればするほどより強くなります。
・タイプの混合になるので悪エネルギーを入れるか選べるのですが、入れた方がいいと思います。草タイプだけでもマタドガスは特性により役割をこなせますが、技が出せれば30ダメージです。ターンの終了時に毒で+10なので実質40ダメージ、相手のターン終了時には50ダメージになります。
ナッシーexの時に40は強くないと言いましたが、相手のターンの終了時にポケモンが倒れれば相手がベンチから出したポケモンを自分のターンに攻撃することができます。その為、50以下の相手のポケモンに攻撃したならば次のターンの相手の行動を縛ることがこのカードの強さだと思っています。
・このカードが悪タイプであることでミュウツーexデッキと戦いやすいです。
・現状簡単にエネルギーを増やす手段がないので、毎ターンのエネルギーが片方のエネルギーに偏ると動けなくて負けます。4ターン連続で悪エネルギーとか来たらその時は諦めましょう。コイントスは1/2ですが、4連続で偏るのは1/16です。
番外としてバタフリーの特性で回復するデッキですが、これは進化前のキャタピーが草タイプをサーチできることもあり、かなり役割をもったカードたちです。回復量もエリカときずぐすりでは受けきれない時もある為、弱くはないと思います。ただ、最初に書いたようにフシギバナデッキは進化しきってジャイアントブルームを連打することがゴールなので、バタフリーのゴールしきってからの動きはあまり評価できないのが本音です。それにナッシーやマタドガスと違い、トランセルのHPが90以下なのでピカチュウexやスターミーexに処理されてしまい、それだけでこちらが一手遅れることになってしまいます。
総評
ドレディア型:やることが明確で回すのが簡単であり、一番組みやすいデッキ。
ナッシーex型:一番攻撃的なデッキだが、コイントスに左右される。表が出れば脳汁ドバー。エリカをフシギバナと取り合う。序盤と終盤に強く、中盤は相手に押され気味
マタドガス型:次に来るエネルギーを見たり、毒にして相手のベンチまで弱らせるなど意識することが他に比べて多い。後攻ならミュウツーexに有利。
バタフリー型:プロモで当てられるのでドレディア同様組みやすい。ベンチでフシギダネを育てるにしては貧弱、キャタピーのサーチは便利。バタフリーも2進化のため事故が怖い。(キャタピー2、トランセル1、バタフリー1なら必要なデッキの枠が他と変わらない)回復が過剰だと感じる。
以上がフシギバナデッキを二週間ほど使い続けた感想です。
コイントスが弱いので、評価が低いですが表を出せるならマタドガスよりもナッシーexの方が強いと思います。(ただナッシーで速攻で勝てる人ならガラガラexを使った方がexの枚数的にもよさそう)
逆にマタドガスで悪エネルギーを入れたことによる事故は、初手カスミと同じで諦めの枠なのであんまり気にならないんですよね。あとはジャイアントブルームにも悪エネルギー2つ使えることを考えたら3回連続ぐらいまでならマタドガスの耐久で何とかなることもあるのが大きいのかな。
手札事故は2進化をフシギバナ以外入れないことで、他のデッキと事故率が変わらないようしているので諦められるようになっています。
もし新弾くるならジョウト地方になるのかな?
ジョウト中心になるなら、セレビーには時間関連でエネルギー加速か、壁に成れるたねポケモンとしてHP30回復を持って来てほしいなぁ~
おまけ
以下、マタドガス型でイベントを10戦した勝敗です。レートが機能しているか分かりませんが、45勝した後におこなっています。
相手のデッキ:先攻後攻:勝敗も書いておきます。
1戦目:バタフリー型フシギダネ:後攻:引き分け
初手フシギダネで相手のキャタピーを処理するのが遅れた。
フシギダネデッキが遅いが、バタフリー型は超低速であり後になればなるほど強いのに対し、マタドガス型は環境の高速デッキを耐える型の為、長期戦になった。フシギバナex二枚を使うことで最大ターンまで遅延できたことで引き分けにできたが、あと1ターン相手にあれば負けていた。
2戦目:スターミーラプラスゴルダック:先攻:負け
壁のマタドガス、育成するフシギバナに加え、もう一匹控えになる2体目のマタドガスやフシギソウ以上にできていれば耐えれてか。それでもスターミーの90打点はフシギソウを一撃で落とせるので怖い相手だった。
カスミで表7枚積んだラプラスexを見て負けを確信していた。
3戦目:メルメタル:後攻:負け
初めて戦った。メルタンのエネ加速便利、それ頂戴。メルメタル毒のダメージは減らせないのね。フシギダネを8ターン目まで引ずにマタドガスを連続で処理されることでベンチがいなくなり負けた。
これに関してはピカチュウexのようにポケモンの数自体が多いデッキでないと付き纏う問題なので気にしなくていいか。
4戦目:カイリュー?:後攻:勝ち
相手の降参。事故ってそう。
5戦目:ピカチュウ:後攻:負け
マタドガスが引けず、ピカチュウに最速で動かれベンチがいなくなり負けた。
6戦目:マタドガス型カイリュー?:後攻:勝ち
相手の降参。事故ってそう。
7戦目:フーディン?ミュウツー:後攻:勝ち
1ポイント取った状態で、フシギバナとミュウツーの対面になればフシギバナがサイコドライブを受けられることで有利になる。きずぐすりやエリカを使って、相手のサカキを警戒したり、ナツメを警戒してベンチを置かないことで負け筋を減らそう。
8戦目:キョウ、アーボック:先攻:勝ち
マタドガス引けてないならベンチのポケモン育てた方がいいかも?悪エネルギーが次のターンに来るなら、ドガースに急いでエネルギーを置く必要はない。高打点のデッキには二枚の目のフシギバナが活躍することが分かった。とは言え、フシギバナの逃げるは重さと、ベトベトンの70(毒状態なら120)打点を天秤にかけて選択しよう。サカキを警戒しながらギリギリのHPに調整しよう。
9戦目:リザードン:後攻:勝ち
4ターン目でマタドガスにして、バトル場にいたリザードを毒にし、攻撃できたことで相手の降参。相手が壁を用意できなかったことや、それによりベンチでエネルギーをためられなかったことが勝因。
10戦目:ガラガラサンドパン:先攻:勝ち
最速サンドパン強い。悪エネルギー4連続は辛い。相手のガラガラがコイントスで裏裏になったことで降参。表が出ていたら負けてた。やはりギャンブル性のコイントスカードを使うのは怖い。
6勝3敗1分け
デッキ紹介
進化を安定させたい(するとは言ってない)のでフシギダネ、フシギソウ、フシギバナex、モンスターボール、博士の研究は2積みです。
時間をかけたフシギバナにはしぶとく戦って貰う為にもきずくすりとエリカも2積み。
壁役となるドガース、マタドガスも2積み。
スピーダーとキョウは自由枠です。マタドガスを入れてるからにはキョウを2枚にすることはあっても、0枚にすることはないかなと思います。スピーダーは最初のドローでドガース(を引き込めるモンボ)を引いた時に、場のフシギバナを下げるようのカードです。キョウはバトルの後半に引いても使い所がありますが、スピーダーは初手で使うかバトルが膠着し、フシギバナのエネルギーが飽和してる時にしか使えないので1枚です。
勝率から見ても弱い訳ではないことが分かります。また、引き分けに持ち込むというのもこのデッキならではの特徴になるかと思います(引き分けのメリットないけど)。とはいえ環境である、ピカチュウ、スターミー、リザードンに弱いことは向かい風です。