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あまりにも美しく、儚く、原作を描写した「アニソン」に心惹かれている-NieR:Automata Ver1.1a-

作品について、多くは語れません。

拙い記事で原作ゲームのネタバレをしたくないから
という理由もありますが、それ以上に

「語るには」この世界のことを
知らなすぎるからです。

ゲームのメインストーリーを
クリアしただけではぜんぜん足りない
そう感じるのです。

サブクエスト、収集要素
舞台、小説、漫画、設定資料集
原作者/ヨコオタロウさんの発言
そして過去作との繋がり

未履修なものが多過ぎる…

そんな私が記事にして良いものかと
悩みました。

ですが、
あまりに美しく、儚く
ゲームのエンディングが《フラッシュバック》した
「アニソン」を聴いて

書きたいという衝動が抑えられませんでした。


作品の名は
『NieR:Automata Ver1.1a』


心射抜かれた2期OP曲
『ブラックボックス/LiSA』

作詞/作曲はamazarashiの秋田ひろむさん。

秋田ひろむさんはゲーム好きとしても知られ、「NieR」シリーズの大ファンとのこと。
これまでも「NieR」の世界に楽曲を提供されています。


作品の世界設定をざっくり書きますと


「地球を侵略してきたエイリアン」
    VS
「月へ逃避した人類」


の戦いです。


しかし、実際に地上で戦っているのは


「エイリアンが創った機械生命体」
    VS
「人類が創ったアンドロイド」


つまりこの作品は、地球上での

『代理戦争』を描いています。


主人公の「2Bトゥービー」と「9Sナインエス」はアンドロイド。

B型 Battlerタイプ 戦闘を得意とする
S型 Scannerタイプ ハッキングを得意とする

2体ふたりは人類の勝利のために
戦いに身を投じます。


そして、
OP曲の「ブラックボックス」は
ゲーム終盤の展開と
「9S」の心情が
歌詞の一言一句に刻まれていて、
これ以上にないといった言葉選びで、
描写されていると
感じたのです。


歌詞の中で繰り返される

《スペースシップ》

《フラッシュバック》

《ブラックボックス》

といったキーワードをはじめ、

LiSAさんの歌声は
ときに小説を朗読するように情景を描写し
ときに荒廃した世界に哀しく、激しく響き、
そこに9Sの叫びが重なって
聞こえたのです。


流星を見た 引力に似た感情の落下

この身と引き換えの思い出に 触れてくれるな

ブラックボックス / 作詞:秋田ひろむ(amazarashi)


普段はメロディ重視で曲を聴くタイプなのに
こんなにも「歌詞」を味わいたくなる
まさに引力のように
惹かれています。



※アニメ版のOPをご覧になる際は
ゲーム本編のネタバレが多く含まれます。
「NieR:Automata」初見の方は
お気をつけください。

個人的にアニメ版は
《ゲーム本編をクリア後 or 実況動画鑑賞後》
の視聴をおすすめします。


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