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妊娠記録50 〜出産前日②〜

事前に電話で先生に症状を伝えると、
先生もとても難しいラインだと仰っていた。
実際に会って診てもらうのが1番。
病院へ。

診察してもらい、結果、
入院必須ではないと診断もらった。
全「お腹痛い」の中で
私が出産という特別な事情もあり、
甘えたい気持ちからの「お腹痛い」も
そこに含まれていると思われる。
そして今は痛くない。
先生が触診しても痛くない。
「出来れば自宅療養で過ごしたい
でも症状的に入院した方が良いなら...」
というこちらの心情も理解してくれる。
引き続き自宅療養でokとなった。
今夜、わたし無しでどうなるか。
悪化したらもちろんすぐ相談してくれればと。
ありがたい...

そんなわけで、息子の入院は再び回避。
さぁ、次は私の入院だ。
7割準備してたけど、
この5日間息子に付きっきりだったから
思ったより捗ってない。
帰宅し、昼ごはんを食べて、支度を...

息子、離れない。

ママ抱っこして!
ママおうちにいてー!
察しの良い子...もう始まってしまった。
何とかパパに抑えてもらってる間に
用意しておいたリストの残り物を詰め込む。
ゆっくり確認する時間も心の余裕もない〜!
(リスト作っといてほんとよかった)

急いで支度して、残り数分抱っこ。
ギャン泣きで必死でしがみついてくる。
ごめんよ...でも元気に離れると決めたから
「ママ頑張ってくるよー!」
と繰り返す。
タクシーついた。さぁ出発。
「いかないでー!」
「いっしょにいぐーーー!」
息子のこんな必死な顔を初めて見た。
こんなに必要としてくれて、ありがとう。
あっという間にママ不在でも平気になって
しまうだろうに...
今日のキミの必死な顔はずっと忘れないよ...

バァバに預け、パパと2人で病院へ。
パパ「こっからは気持ちを切り替えて、
お腹の赤ちゃんのこと考えよう」
そうだね。
妊娠中も、出産直前も
なんか、ぜーんぶお兄ちゃんだったね。
赤ちゃんのこと考えてあげなきゃ。

明日、産まれてくる。
どんなお顔かな。どんな産声かな。
とんでもなく辺境の脇腹を
ずっとグリグリしてたあんよは どんなかな。

病棟入り口でパパとバイバイ、また明日。
新生児室の前を通ると
ビックリするくらい小さな赤ちゃんたち。
わぁ、小さい〜可愛い〜。
私のお腹の中にもいるのー!小さいね!
明日、会える。
頑張るぞ。

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