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妊娠記録47 〜出産直前の大事件〜

妊娠38週3日目(10ヶ月)。
分娩予定日まであと6日。

息子の足首、右手の甲、股間、口元に
赤いプツプツが...
ま、さ、か...
「手足口病」検索して画像を確認。
画像よりは発疹が小さい...水疱じゃないし...
違う?それとも、まだ始まりだからか...?

このタイミングで手足口病はキツいで!
別名:不機嫌病といわれるやつでしょ...
発疹でてから治るまで何日かかるんだ!?
→あたしが入院するまでに治るのか?
感染力は何日あるんだ!?
→あたしは感染力もたずに入院できるのか?

とりあえずクリニックへ。問診票記入。
熱はナシ、発疹と...腹痛は別件だろうけど
この数日あるから書いとこ。
すると...
「アレルギー性紫斑病の可能性があります。
 紹介状を書くので大学病院で検査を
 してください」
えっ・・・

まさかの...よく分からない病気の可能性...
大学病院に移動途中、だんだん
息子の元気がなくなる...
大学病院にて説明を受ける。
血管が炎症していて赤いプツプツ(出血)が
出ているそう。
お腹の中でも同じことが起きていて
腹痛があると。
このあと腎炎につながる場合があると。
検査次第ではこのあと入院と。
...入院...そんな...

息子、初の点滴へ。
母は同行出来ないらしい。
検査室からギャン泣きが聞こえる。
左手をガッツリ固定された点滴姿で戻ってきた。痛々しい...

お腹が痛いかどうかが大事らしい。
別件だと思ってた腹痛は重要事項だった。
症状は漏れなく書かなくてはいけないな。
お腹が痛いなら最悪このまま入院。
その痛みが炎症なのか確認したいが
便が溜まってるから便のせいかもしれない。
まずは浣腸で出してから確認とのこと。
浣腸は母同行ok。しかし大変だった。
看護師さんの手際も正直イマイチだったが
息子ギャン泣きで嫌がり、
お尻に超力が入ってて
液がほとんどこぼれてしまったと。
後でもう一回するかもです。
と言われて返される。もう一回...ムリだろ...

結局便は出ず、最終的に「今お腹痛くない」
という本人の言葉で本日は帰宅することに。
先生「このあと血便が出たりするかも。
痛そうなら電話して。夜でも入院できる」と。
めっちゃ急展開で頭がぼーっとするが
とりあえず、緊急入院を回避できてホッ・・・
だってこの子
まだ1回も1人で寝たことない。
急に知らない暗い部屋に置き去りで
1人で寝るなんて...不憫すぎて。
ただ、
今夜の様子次第では明日から入院かも...
病棟には付き添い部屋と付き添い無しの部屋があるそう。空き状況によると。
そしてなんと妊婦は入院付き添いできないそうで...
まじかよ!あたし息子に付き添えないの!?
付き添いできるのは両親だけだから、あたしがダメということはパパが付き添い。
付き添い無しよりは全然いいけど...
「ママがいい」「おうち帰りたい」と
ギャン泣きする息子の顔が浮かぶ...
苦しい。
しかも来週からはあたしも入院。
息子が退院してもあたし居ないかもしれない。
どうか息子の入院は回避できますように...

帰宅後、再びお腹痛いと言い、夕方に血便が...
赤い...
血便なんてあたしだって出したことないのに。
代われるものなら代わってあげたい。
オムツ替えながら涙がこぼれた。
可哀想でも入院して早く治すべきかも。。
しかし、腹痛は治まった様子。
病院に電話で伝える。
血便は炎症してるから出てしまうけど
痛みが治ったなら引き続き自宅様子見で良いとのこと。
痛くてどうしようもない場合は
また連絡してと。
そうか、とりあえず今晩は一緒に眠れるんだ。

夜中は2時間おきに起きる。
お腹痛い〜と苦しそうな時間と
抱っこしてほしい時間と交互な感じだった。
朝7:00以降は痛がらず。
再び病院。
朝ごはん食べて1時間くらい経ったが
まだ腹痛なし。
エコーと尿検査。
小腸は浮腫んでる(炎症)、他の臓器は問題ナシ。

先生の結論「血便は結構赤かったからどうかなと思ったけど、お腹が痛いかどうかが大事だから、今痛くないなら自宅療養でいきましょう。消化の良いものを少しずつ食べて、もしまた悪化したら連絡ください」

はぁぁぁーーー....
ほっとひと安心...
どうか悪化せず良くなりますように...

まさか出産5日前に
こんな大事件が起きるなんて。
忘れられないエピソードだわ...
日々、健康であるというのは、
素晴らしいことだ...
そして、
やはり妊婦は大変だ。
付き添いできないとは知らなかった...
息子のピンチに何も出来ないもどかしさ。
まだお腹が目立たない頃なら
コッソリ付き添いできたかもしれないけど
出産5日前じゃ誤魔化せないね...

しっかり、健康な赤ちゃんを産んで
早く回復して、動けるようにならなきゃ!

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