経営者がCHRO/人事部長に求める最近のトレンドとは?
こんばんは〜、という時間でもないですが、すっかり冬時間で暗くなるのが早くなりましたね。
でも、夕方ナイスなタイミングでマンションの富士山が綺麗に見えるカメラに収めてしまいます。
今日は、最近の人事、特に人事部長やHead of HR, CHROと区分される役割の人に社長や経営者が求められる資質について書いてみようと思います。
ズバリ、変革。
もう、この一言に尽きるんじゃないかと思ってます。
「変革」は、ビジネスの前線でもよく使われますよね。
意識改革、お客様のビジネス変革をお手伝いするために、常に一歩二歩と先んじて手を打てる存在たれ。
そのためには、これまでの「当たり前」を打ち破れ!
会社がそういう企業に舵を取っているのなら、そこに存在する社員の意識改革、行動変容が求められます。
同じやり方を繰り返されてると組織の変化は起きませんからね。
そして、その先導となる存在をやっぱり「人=人事部」に求めるのは当然の思考回路だと思います。
で、その筆頭はもちろん人事のトップであるCHRO、人事責任者、人事本部長と呼ばれる人が、社長の右腕として、会社のカルチャーを背負って立たされることが多い。
今日、とあるヘッドハンターの方から連絡をもらって、私は外資が長いので基本的に、紹介される案件は外資系のポジションが9割なのだけど、今日はある日系大手企業の執行役員の人事ポジションでした。
そのヘッドハンターさんに「なんで私に声かけたの?多分そんな老舗企業の人事ヘッドなんてカルチャーフィットしないですよ?」と質問してみたところ、
先ほどの
「変革が求められているのです。それには外資の方にお越しいただきたいと。今の先方の人事部門は人柄は良い方がいいのですが、ドラスティックな改革はちょっと難しいようで、人事戦略室長としての人材を探しておられます。」
というコメントをもらいました。
外資の中でもIT特にソフトウェアなんて、変化とスピードが一番速い業界なので、狙いをつけたヘッドハンターの方の気持ちはわかるが、その前に、劇薬すぎるだろうと心の中で突っ込みましたが(笑)
ただ、一方で
日本企業の変革に対しての危機意識はそこまできているのか。
とも感じたものです。
既存の固定概念を打ち壊し、新しい風をいれ、組織を活性化していく。
人間は、どうしても変化を嫌うので、変化しようという勢力には無意識にも抵抗やブレーキがかかるものです。
でも、そこを忙しい社長に変わって、人材面の全面的な改革(そのためのカルチャー、採用、人材育成、リテンションなど)のリードを時に厳しいことを言い、抵抗勢力を打ち負かし結果を出せる人。
そんな任務が最近の人事ヘッドには期待されているのだろうと思っています。
組織の成長力を上げる。そのためには、会社のビジネスを知り、市場を知り、そこで働く人材を知る必要がありますからね。
最近のCHROには、よりビジネス、経営者と同じ視点で動ける資質が求められているのだなぁと改めて思った今日の午後でした。
組織改革をする上での型を知り、どう立案、実行するか。
古典的な人事が知っている細かい社会保険とかの知識は、ほとんどない私ですが、この辺の経営者との信頼関係、周りとの調整、交渉、コミュニケーション能力については、いろんな経験をさせてもらっているので、おそらく私の強みであり経験値が詰まっているところなのだろうと思っています。
そういう分野に特化したビジネスとかしていったら楽しそうだなぁ。
人事部長としてのあくまでもの推測ですが、経営者の方の意見も聞いてみたいものです。
もしお立ち寄りいただいた方でコメントある方は、お待ちしております!
ではでは、今日もお読みいただきありがとうございました。