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アメコミヒーローの魅力と暗さ/映画「Xメン」

ムララボです。こんにちは。

これは記念すべき第1作の方です。

僕は、この映画「X-MEN」のような作品が好きなんです。アメリカンコミックが原作だそうですが、アメコミのヒーローって、どうも暗いところがあります。スーパーマンは別としても、スパイダーマン、バットマン、スポーン、ダークマン(これは漫画だっけ?)などは、皆、厭世的な境遇にありながら、悩みつつも正義を貫いていきます。まるで「必殺仕事人」の心理のようです。


世の中に対する不満がヒーローを動かす

人生はつらいけど、皆を助けなきゃいけないんだ。でも、皆、俺の気持ちなんてわかってもくれない。うー。こうした世の中に対する不満が、人助けのエネルギーになっている。この「X-MEN」もまさにそんな感じ。派手なアクションを繰り広げながらも、「この性格、なんとかしたいけどな。孤独だな。うー。」といった叫びが感じられます。


悩み多きヒーローたちの内面

「X-MEN」の魅力は、まさにその「悩み多きヒーロー」の姿にあります。彼らは普通の人々と同じように、悩みや孤独、そして自己嫌悪に苦しんでいます。それでも、彼らは自分の持つ力をどうにかして正しいことのために使おうと努力します。


ウルヴァリンとプロフェッサーX、そしてマグニートー

例えば、ウルヴァリン。彼は不死身の肉体を持ちながらも、心の中では深い孤独と苦しみを抱えています。それでも、人々を守るために戦い続けます。この二面性こそが、ウルヴァリンを魅力的なキャラクターにしています。そして、プロフェッサーX。彼はミュータントを導く立場にありますが、その道は決して楽ではありません。自分の信念を貫くためには、多くの犠牲や葛藤が伴います。それでも、彼はミュータントと人類の共存を信じ、努力し続けます。

他にも、マグニートーというキャラクター。彼は、過去のトラウマや差別から、世界を変えようとする強烈な意志を持っています。彼のやり方は過激ですが、その背景には理解できる部分もあり、単なる悪役とは一線を画しています。


アクションだけじゃない、「X-MEN」の深いドラマ

だからこそ、「X-MEN」は、アクションだけでなく、こうしたキャラクターたちの内面の葛藤や成長を描くことで、深いドラマを生み出しています。ヒーローたちが抱える問題や悩みは、現代社会に生きる私たちにも通じる部分があり、共感を呼びます。彼らが抱える痛みや孤独が、他人のために戦う原動力になっているのです。自分を犠牲にしてまで、他人を助けるその姿勢が、やっぱりカッコイイ。

だから、この作品を見ていると、ただのヒーロー映画では終わらないんです。ヒーローたちの内面に迫ることで、自分自身の心にも問いかけられる何かがある。それが「X-MEN」の最大の魅力かもしれません。

こちらからご覧いただけます。



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