ビリーエリオットとバケモノの子(ミュージカル)
ホリプロのビリーエリオットと劇団四季バケモノの子、どちらも共通点がある。
・男の子の成長物語
・母が亡くなっている
・映画がある(バケモノの子はアニメ映画)
・推し俳優を作りづらい
・興行の伸び悩み
ついでに
・フィナーレ(カーテンコール)が素晴らしい!(バケモノの子はこの部分が聴きたいがためにCD購入した)
(ライオンキングもこのパターンにに近いが作品の知名度が桁違いに高い。)
どちらも素晴らしい作品なのに、何故興行が伸び悩むのか?
色々考えれば思い当たる事はあるけれど、どちらにも当てはまる事は何か?
観劇のメインターゲットである中高年女性に刺ささる要素が少ないのか?
今やってるゴーストアンドレディは男性を取り入れたいという事だが、ある程度成功したようだ。評判が評判を呼んで東京のチケットは完売した。
バケモノの子は若者を取り入れたかったのだと思うが、東京で始まったのがコロナ禍の最中で、団体を入れられなかったのが苦しかったと思う。
バケモノの子を観に行った時、大学生の娘は「凄く面白かった」と言ったし、後ろにいた小学校高学年か中学生か?くらいの女の子たちは大興奮で「ライオンキングより面白かった〜!」と言っていた。
ちゃんと若い子に刺ささってるのだけどチケット代の事もあるし、なかなか厳しいのかな。同じチケット代なら定評あるディズニー系の作品を見ようと思う親子も多いのかも。
どちらの作品も学校の芸術鑑賞会にはもってこい!の作品なので、どんどん学生入れて欲しい。
(劇団四季でよく遭遇するけれど、そんなにマナー悪くない。事前にマナーや簡単な劇の内容を書いた学生用のチラシ配られてるらしい。)
ビリーエリオット、娘は学校で外国のミュージカル映像を観て面白かったんだって。それで勧められたので、舞台も誘ってみようかな。
バケモノの子は名古屋で始まるんだけど、東京に戻ってきて欲しい。そうしたらまた観に行きたい。