FP1級実技試験 体験記【面接編】2022年6月4日 PartⅡ

試験問題はこちらから…金財様HPより

7月21日追記…PartⅡはCDかな?66/100…うーん、もう少し出来たと思いましたが😢


はじめに

2022年6月4日PartⅡ、面接の様子になります。
質問内容については全て記憶してるわけではございません。
誤った回答やもっといい回答多々あるかと思いますので、雰囲気を感じる程度にされてください。
ちなみに129点で合格でした。
点数詳細は届いたら追記します。
:7月21日追記


最初はすごく緊張してました。私はPartⅡ(不動産)からで、苦手分野で待ち時間は不安でした。ひたすら頭文字だけの暗記を繰り返してました。
現権需公市税提融せいの先生より
そして二人ずつ後ろの壁側へ呼ばれ、PartⅠ、PartⅡそれぞれの問題文を15分間読みます。
終わったら別室へ移動し、12分間の面接スタートです。
その間次の二人が後ろの壁側へ呼ばれ、問題文を読みます。
そして15分程度したあと、面接を終えた一人が部屋へ戻ってきました。
しかし、もう一人が戻ってきません。20分以上経過しました。。。

面接官の人達がざわざわし始めます。どうもPartⅡが遅れているようでした。25分後くらいでしょうか?やっと戻ってきました。
(問題が難しいのかな。。。)
不安がつのります。。。

その後もPartⅡだけ時間が遅くなっていました。
そして自分の番です。後ろの壁側へ呼ばれ、問題用紙を開けます。

15分の設例読解タイム

まずは現権需公市税提融をメモ。
見覚えのある図。
Bさんからの借地にAさん自宅、アパートが建っており老朽化して建て直したい、との内容。

よし!

と思いました。何度も何度も演習した問題。
しかし設例を読んでいくとなんと問が6問まで!
これで遅くなってたのか~と納得。

問の順番に沿ってひたすらメモ。

しかし終わらず(;^ω^) 
専門職業家を4つ書いたところで終了。

やるしかない!

しかしまだ前の人が終わっておらず
「ここに座ってまっていてください」
と椅子に座って待機。問題文を手に持ったまま。
こ・・・これは・・・
みちゃダメ・・・だよね?15分の設例読解タイムの意味ないもんね?(;^ω^)
不審な動きと見られないよう手に持ったまま頭の中でひたすらシミュレーション(厳密にはこの時間もどうかと思うが。。。( ´∀` ))


前半戦、PartⅡ面接スタート

【案内係】
「お待たせしました。扉重いんで気を付けてくださいね」

【鹿島】
はい、ありがとうございます!
コンコン!失礼します!(ドア開ける)
鹿島と申します!本日はよろしくお願いします!(元気よく)

【面接官】
鹿島さんですね!どうぞお掛けください!
(ハキハキとした大きな声。がっちりとした体。スポーツマンっぽい。明るい。40代半ばくらいかな?)
(隣には若い眼鏡のお兄さん。30代?真面目そう。)

【鹿島】
はい、失礼します!

【面接官】
本日は私から質問させていただきますね。
では設例を読んでもらったと思いますが直接聞くことは何かな?

【鹿島】
はい!自宅、アパートの取得日、建設費用がわかるもの、完了検査済証があるか、
Bさんとの関係性、それぞれの案で誰に何を相続させるか話し合っているのかお聞きしたいです。
(喋りすぎないようにしなきゃ)

【面接官】
うん、そうだね。
でもAさんは今後暮らしてかなきゃならないよね?どのくらいお金が必要かも是非聞いてほしいですね。

【鹿島】
(しまった。。。いや、顔に出すな!負けるか!)
はい、おっしゃる通りです。申し訳ございません。

【面接官】
いえいえ、いいんですよ。
では次にあなた自身が調べるのは?

【鹿島】
はい!
実際に現地を確認すること、権利関係の確認、需要や市場環境の確認、公法上の規制の確認、税務関係の確認です。

【面接官】
はい、では需要はどうやって調べますか?

【鹿島】
はい、不動産会社に確認し…最近ですとインターネットで近隣類似物件を調べます。(大丈夫かな・・・???)

【面接官】
はい、そうですね。
ではⅠ案の場合は建設費以外にどのような費用が発生しますか?

【鹿島】
(きた!)
はい!
不動産取得税、印紙税、登録免許税などです。

【面接官】
はい、そうですね。
ではⅡ案の場合、Aさんはどのような土地を取得できますか?
課税関係はどうなりますか?

【鹿島】
はい、借地権割合が60%なのでそれに見合った土地を取得できます。
また、固定資産の交換の特例が使えます!
(ドヤァ( ゚Д゚))

【面接官】
はいそうですね。
では固定資産の特例は何年以上所有してると使えますか?

【鹿島】

(・・・( ゚Д゚)?)
10年です。。。?

【面接官】

ん~それはちょっと長すぎるなぁ

【鹿島】
5年。。。?

【面接官】
それも長すぎるなぁ・・・まぁいいや。
次にⅢ案だとどのような資産に代わりますか?
課税関係はどうなりますか?

【鹿島】
(やっちまった。。。いや、焦るな!)
はい!マンションの複数室を得られます!
課税関係は・・・それぞれの評価額によって変わってくると思います。

(ここらへんでタイマーの音)

【面接官】
はい。(ちらっとタイマー見る)
ではあなたはAさんにどの案を勧めますか?それはなぜですか?

【鹿島】
はい、Ⅲ案を勧めます!
今回Aさんの1番の懸念事項は借入金がその後の生活に支障をきたさないか不安に思っている事です。≪面接官二人とも大きく頷く≫
(キターーーーーー( ゚Д゚))
そこで、市場環境等精査して借入金なしで自宅が手に入り、賃貸収入も入るⅢ案を勧めます。
また、二方路になるのでマンションの価値が高くなることが予想されます。

【面接官】
はい、そうですね。
では本事案に関与する専門職業家にはどのような方々がいますか?

【鹿島】
(メモ間に合わなかったとこだ。。。なんとか乗り切るしかない!!)
はい、宅地建物取引士、不動産鑑定士、税理士、司法書士、建築士です!

【面接官】
うん、そうだね。でも土地の測量や分筆はどんな人に頼むかわかるかな?

【鹿島】
土地家屋調査士です。

【面接官】
はい、そうですね。
ではお客様に税務相談にのってほしいと言われたらどうしますか?

【鹿島】
丁重にお断りします。

【面接官】
何故ですか?

【鹿島】
独占業務に違反するからです。

【面接官】
なんの独占業務ですか?

【鹿島】
税理士法です。

【面接官】
以上で試験は終了となります。
お疲れ様でした。

【鹿島】
ありがとうございました!
失礼いたします!(元気よく)



前半戦、PartⅡを終えて

これはもらった!

と思いました( ´∀` )
正直面接官がとても話しやすい方で、導いてくださいました。
間違えたとこもありました。
特に最初の
『Aさんにどのくらいお金欲しいか聞いて欲しいですね』
はしまった!と思いました。

が、

『今回Aさんの1番の懸念事項は借入金がその後の生活に支障をきたさないか不安に思っている事です。』
で挽回できたと思います。頷きの安心感すごいです( ´∀` )

お客さまの感情に寄り添うことが一番大事だな、と思いました。

不動産分野は苦手で、最初で緊張してたのに出来がよかった(体感では7割)のでこれはいける!!っと思ってました。

しかし得意のPartⅠのテーマがまさかの『アレ』だとは・・・(´;ω;`)

続く


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