とあるひろしの失敗経済学〜『保険』編〜
みなさんこんにちは!ひろしです。
今回は、家計簿をつけたことで判明した「赤字家計」のもう一つの原因『保険』についてお話しします。
保険が家計を圧迫していた現実
「赤字家計」になっていた最大の原因は『保険』でした。
「保険は大事」と思いながら、なんとなく見直しもせず放置していた結果、毎月の保険料が家計を圧迫。
以下が、当時の保険契約状況です。
私が加入していた保険一覧
合計保険料:月額61,360円(年間73万円以上!)
借金を抱えながら、この金額を支払っていたんです。
まさに「不幸の宝くじ」を買い続けていたようなものでした。
保険外交員の話術にハマる
「保険の見直し」と聞いて安心していたけれど…
3年前、保険外交員さんに「保険の見直し」を依頼しました。しかし、それは本当の見直しではなく、新たな保険の提案を受けるものでした。
外交員さんの主張:
• 「万が一のために、備えは必要です!」
• 「外貨建て保険でお得に運用しませんか?」
• 「三大疾病(がん・心筋梗塞・脳卒中)にも備えましょう!」
こんな風に巧みに不安を煽られ、「備えが足りない」と言われると、つい契約してしまったんです。
結果:保険の契約がどんどん増加
外交員さんの提案を断ることができず、保険料は膨れ上がり、気づけば月額61,360円。
家計が苦しいのに、無理をして保険を支払い続けていました。
保険と貯蓄を混ぜるリスクに気づく
ある日、「この保険、解約してもいいですか?」後田亨/著
という本に出会い、考え方が変わりました。
本で学んだこと
1. 保険は保険、貯蓄は貯蓄
保険は保障を得るためのもの。貯蓄や資産運用を目的にしてはいけない。
特に外貨建て保険は、高い手数料と薄い保障が特徴で、運用としては不利。
2. 必要な保障額を見極めることが大事
家族に万が一があったときの最低限の保障額を考えれば、過剰な契約は不要。
私が行った保険の見直し
保険見直しのステップ
1. 本当に必要な保険を計算
生命保険は掛け捨てでOK。医療保険は不要。高額療養費制度などを活用できるから。
2. 解約返戻金を確認
無駄な保険を解約し、そのお金を借金返済と投資に充てる計画を立てました。
結果
• 保険料を月額6,000円(年間7.2万円)に削減!
• 解約返戻金を活用し、一部借金を返済。
• 新NISA口座を開設し、積立投資を開始!
保険見直しのメリット
固定費削減
毎月の支出が劇的に減り、赤字家計から脱却する一歩になりました。
貯蓄と資産運用の余裕が生まれる
無駄な保険料を削減することで、家計に余裕が生まれ、投資に回せるお金が増えました。
学び:保険の見直しで大切なこと
1. 保険外交員の話術に注意する
不安を煽る提案に対しては、感情で判断せず冷静に考えましょう。
2. 保険はシンプルにする
必要最低限の保障を、掛け捨て型の保険で確保すれば十分。
3. 保険と貯蓄を分けて考える
保険はリスクに備えるもの、貯蓄や投資は資産を増やすものと分けて考えるべきです。
4. 固定費削減の効果を実感する
固定費を見直すことで、家計の改善は驚くほど早く進みます。
最後に
「保険」は大切なものですが、必要以上に加入することで家計を圧迫することがあります。
見直しをすることで、驚くほど家計が楽になることを実感しました。
『ムダな保険は解約してもいいんですよ!』
私の失敗が、みなさんの家計改善のヒントになれば嬉しいです。
そして、必ず最後に笑えるその日まで!