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月と束の間の現実逃避劇
月を見ていた 満月だった
人が絶え間なく生んでしまう騒音が耐えられなくて、掻き消したくて音楽を聴いた
今日はヨルシカ。
こうもぴったりマッチすると情景が音楽に合わせてるようにも思えた。
藍色の空を見る、月を見つめるその繰り返し。
月の模様は毎回見るたびコロコロ顔色を変える
人を弄んでいるのか、自分を強く見せようと必死なのかは分からない。
そのうちその輝きに見惚れて、憎くて、軽蔑になってやっぱり綺麗でため息をついた
自分の力じゃないのに堂々としすぎだろ!
身の程わきまえろ!って自分勝手なツッコミは心の中までに留めておく
光芒の行く先を必死に追うんだけど、自分の胸元に届く前に途切れる。
プレイリストが2周目を周って、ハンモックを降りた。束の間の現実逃避劇主演を演じた。