ある朝の猫のしんじつ。
ある良く良く晴れた朝。朝から、これでもか、やめなさいよというくらい、たらふく朝ご飯を食べた飼い猫が、日がポカリポカリと指すベランダに出てきた。
猫が、見ると、向かい側の屋根近辺に二匹のすずめが仲良く並んでいた。
わたしから見たしんじつ。
(=^ェ^=)「やぁ、すずめさん達、おはよう!」
鳥①、②、「猫さん、おはよう!」
(=^ェ^=)「いい天気だねぇ。今日も、空を飛び回って自由で楽しいだろうね」
鳥①「猫さんこそ、安全なお家で、優しい飼い主さんと一緒でうらやましいよ」
(=^ェ^=)「あっ!お外は、いろいろ、危険がデンジャラスだもんね!気軽なこと言ごめんよ」
鳥②「そんなこと、ないよ!置かれた場所で花咲かそうね!」
(=^ェ^=)「今日も、元気にね!」
(ФωФ)「お前はもう死んでいる!!」
鳥①「はぁ?」
(ФωФ)「なぜならば、俺っちから狙われているから!俺っちが、ジャンピングしたら、お前らなぞ一気に極楽浄土にまっしぐらダゼ」
鳥②「ジャンピング?!ケタケタケタ!」
鳥①「ぐぇー、腹いてぇ!笑かすわぁ!」
(ФωФ)「何が可笑しい!ムササビ飛びを食らわすぞ!」
鳥①「だって、、ねぇ?鳥②さん。」
鳥②「だよねぇ、鳥①さん。」
(ФωФ)「なんじゃ!」
鳥①「おたく、デブってるじゃん!」
鳥②「飛ぶのムリじゃん!」
(ФωФ)「………。」
鳥②「お外の猫ちゃんは、もっとシュッとしてるなぁ~。体型が。」
鳥①「あっ!それ、言っちゃう?」
鳥①、②「クスクスクスクス」
(ФωФ)「……………。」
鳥①「?ショックで固まったかな?」
鳥②「黙っちゃったね。」
(ФωФ)「………ぐぉ~!(´ω` )zzZ」
鳥①「寝てるじゃん!!あの猫!」
鳥②「あほらしぃ!行こ行こ!」
(ФωФ)「スピー、スピー、ぐぅぐぅ」
二匹のすずめは、飛び去り、飼い猫は、ぶるりと外気が冷えるまで、寝入ってしまったのであった。
よくある日常のひとこまであった。
終わり。