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社外カウンセリングの予約


社外カウンセリングの予約体験

社外カウンセリングを受けてみようと、まずは予約を取ることにした。
しかし、その手順が思った以上に複雑で、正直ストレスがたまるものだった。


カウンセリング予約の流れ

予約の手順は以下の通りだった。

  1. formsアンケートに回答する

    • 氏名、年齢、性別

    • カウンセリングの利用者(本人、家族、その他)

    • 連絡先電話番号

    • カウンセリング希望地域

  2. 翌日、formsに記載した電話番号に連絡がくる
    業務時間中に電話がかかってきたが、仕事中で出られず…。
    次の日にこちらから折り返し電話をすると、「担当者が不在なので、後ほど折り返します」と言われた。正直、メールで連絡ができたら便利なのに…。

しばらくすると担当者から再び電話がかかってきた。希望するカウンセリングの場所を聞かれたので、「自宅近辺のT区周辺でお願いします」と伝えたところ、「申し訳ないですが、その辺りは対応していません」との返答。

じゃあ、どこなら可能なのかリストを送ってもらえないかと尋ねたが、「リストはお渡しできません」と断られた。

怪しい…と少し不信感を抱きつつも、「では、B区周辺ならどうですか?」と伝えると、Mカウンセリングルームを紹介された。

3.カウンセリングの日程調整
カウンセリングの受付時間は平日が18時まで、土曜日は17時までとのこと。平日は仕事があるので、土曜日の11時ごろでお願いしたいと伝えた。すると、「空き状況を確認して、また折り返し電話しますね」と言われ、電話を切った。

その後、再び折り返しの電話がかかってきたが、またしても業務中で出られず…。留守番電話にメッセージが残されていたので、さらにこちらから折り返し電話をすることに。何度も電話をするのが、かなりのストレスだった。


疑問と不安を抱えながら

予約のやり取りの中で気になった点がいくつかあった。

まず、カウンセラーの資格について聞いてみたところ、「臨床心理士や公認心理士です。病院併設のカウンセリングルームではないため、医療受診が必要な場合は他の病院に連携します」との説明を受けた。

次に、住所の案内についてだが、「住所を言うのでメモを取ってください」と言われ、口頭で伝えられる形だった。
「メールで送ってくれないのだろうか?」「もし聞き逃したらどうするのか?」と疑問が浮かんだ。聴覚障害の方などには、まったく配慮がされていないサービス設計だと感じた。

さらに、「当日到着したら内線電話が置いてあるので、1234-567に電話をかけてください」と案内された。受付がないらしく、電話をかけることで扉が開く仕組みらしい。これも初めての利用者には少し不安に感じるシステムだった。


予約を取るまでのハードルの高さ

とにかく、ようやく予約が取れた。あとは当日カウンセリングルームに行くだけだ。
この外部カウンセリングは年度内で5回まで無料で利用できるらしいが、予約を取るまでにここまで労力がかかるとは思わなかった。

改めて、予約の段階をいかにスピーディーで簡単にするかが重要だと感じた。手続きの煩雑さが原因で、「やっぱりやめよう」と思う人が出てもおかしくない。

このサービス設計を考えた人は、本当に「カウンセリングを受けてもらいたい」と考えているのだろうか。そう疑問に思いつつも、次のステップに進むことにした。

(続く)



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